そうであります。
そうであります。
三十四才であります。
横浜市中区吉野町三丁目五十番地。
警察吏であります。
横浜市加賀町警察署に、昨年の二月から現在まで。
あります。
知つております。
榊君は横浜市巡査を拜命して、加賀町署に参りまして、外勤をしておりました。私の方の課員として助勤に使つておりました。そのうちに非常によくやるものですから、経済の事務員としての辞令をもらつて、引続いて六月の十五日まで勤務して参りました。その関係で知つております。
そうであります。
最初は非常にまじめでありましたが、だんだん勤務がふまじめになりまして、欠勤等は月に四回ないし五回無断で欠勤をして、出て來ても何も言わないというような状態がしばしばあり、また書類の編纂等も、責任観念が非常に薄くて、経済の事件の書類を扱つても証拠品を紛失したり、そういうことがたびたびありました。それからかつぎ屋など、食糧管理法違反等の軽微な被疑者に対しても手錠をはめたり、場合によつてはこれを毆打したりするようなこともしばしばありましたから、その都度懇切に指導をして参りましたが、反省の余地は全然認められませんでした。
制裁は別にしておりません。これは私がその都度——私並びに巡査部長や同僚がよく戒めて、反省を促して参りました。
反省はしておりません。
はあ。
轉任については局長がやつておりますから、轉任の理由は私どもにはわかりませんが、今申し上げたような事例については、私から署長に報告はいたしました。
放任したわけではありません。本人が……。
本人が年齡も若いし、警察官を拜命してまだ一年半ぐらいでございますから、私は何とかして善導しようと思つて——実は本來ならば処分すべきでありますが、本人の反省を今日まで促して來たのであります。
私は上司に対して報告をしておりますから、それに対して処置をするかしないかということは、懲戒委員会——署長なり課長をもつて組織される懲戒委員会が取上げてやるべきであつて、私の権限ではないと思います。
至当であります。
報告いたしました。
そういう解釈になります。