そこで私は非常に理解できないのは、財政は経済の手段として活用していかなければなりませんが、しかし、五十五年にどうしても導入するのだということを一応決めてかかることが至当であるかどうかということであります。それは税目の選択についてはそれぞれ議論があろうと思います。私どもは、一般消費税でなくても他に税目を求める努力がまだできるというふうに考えております。しかし、一般消費税を導入することになりますと、経済全体に与える影響というものが非常に大きいわけでありますから、その点について五十五年度の経済がどうなるかということがまだ未確定である、特に長期の不況からやっと五十四年度は底固めが済んで上向きかけてきた、安定経済路線の上に軟着したといいますか
