ソビエト同盟の中にいて、ソビエト同盟が管理するのに、われわれがよけいなことを言う必要はない。われわれがどんな方針、こんな方針、そんなばかなことをする共産党は世界中に一つもない。わが日本共産党もかかる愚劣なことはいたしません。
ソビエト同盟の中にいて、ソビエト同盟が管理するのに、われわれがよけいなことを言う必要はない。われわれがどんな方針、こんな方針、そんなばかなことをする共産党は世界中に一つもない。わが日本共産党もかかる愚劣なことはいたしません。
そんなばかなことはない。それはソビエト同盟に行つている人間からわれわれに一々手紙が来るから、個人々々に対しては……(「ばかとは何だ」と呼び、その他発言する者あり)よけいなことを言うな。こつちがしやべつておるじやないか。何をばかと言つたか。ばかとは言いやせぬ。
それは委員長から注意しなさい。(笑声)とにかく日本共産党が、われわれに対して個人的に来ているものに対してこれに返事を與える、それは個人的な話である。われわれはソビエト同盟の管理に関して、ソビエト同盟が捕虜を待遇していることに対して注文をつけているのではない。個人のところへ手紙が来るのに、それに返事を出すのはあたりまえじやないか。そういうことに対して……(「全然話が違うじやないか」と呼ぶ者あり)よけいなことを言つて混乱させるなよ。あとで聞けよ。おれは委員長に話しているんじやないか。委員長何だ、そんなにまぜつ返すならおれは返事できない。
なんだ、公平ともあろうものが一つも公平じやないじやないか。そんな不公正なことでだめじやないか。 〔発言する者あり〕
とにかくこれは向うから手紙が来ておれば、こつちから返事をしておる。しかし返事の内容は私は知らない。それはさつき言つたように、秘書が書いてやつたんだから、それを聞きたいならばその手紙を持つて来なさい。そうすればその手紙をどの秘書が書いたか、ちやんと筆跡を見ればわかりますから、その秘書にここに来て証言をさせます。(「そんな手紙は向うから持つて帰らさぬじやな、か」と呼ぶ者あり)よけいなことを言うな。
一体それはだれの証言ですか。あなたそんな抽象的なことを言つてはだめだ。だれの証言か、それを なぜ聞く必要があるかといえば……(「全部出す」と呼ぶ者あり)全部出せ。一体この日の丸梯団などのごときは何だ。この日の丸梯団のごときは、自分でもつて一切の権力を掌握する、これを指導する、こう言つておる。これは明らかに政治的野心を持つておる団体だ。この団体の政治的の目的でもつてやつた証言が一体事実かどうかということは……。(「よけいなことを言うな」と呼ぶ者あり)なんだ、何がよけいなことだ。默つておれ。委員長、默つておるのか。
静粛になるまで答えをせぬ。(「委員長の聞くことに答えればいい」と呼ぶ者あり)よけいなことを言うな。答弁するのはおれの権利だ。(「何を言うか」と呼び、その他発言する者あり)委員長を通じてやれ、委員長を通じてやれ。(「そう興奮するな」と呼ぶ者あり)何が興奮だ、君らが興奮するんじやないか。一体その証言はだれがしたかも明らかにせずに、具体的な事実を持つて来ずに、そういう抽象的なことを言つてはだめだ。だからわれわれはこれを言うのだ。
君が具体的なことを言わないからだ。具体的なことを言えば証言をするんだ。(「默つて聞けよ」と呼ぶ者あり)何を言うか、君らこそ黙つて聞けよ。おれが黙る必要があるか。おれが証言を求められておるのに默つておる必要があるか。証言を求められておるのに默つておつてもよければ默つておるよ。(笑声)
そういう返事をやるときに一定の方針があつたかなかつたか、そんなよけいな方針なんかない。われわれ共産党員はどういう方向でものを処理するかということはみんな心得ておるから、そんな一々の手紙を出すのに何の方針があるか、それほど共産党はちじこまつたものじやない。もつともつとおおらかなばつとしたものだ。(笑声)
それはあなたはよく注意深く速記録を読まれたい。速記録はそんなふうに書いてないのです。私もそうは言つておらぬのです。そういうものを書いたかどうか、おれは知らぬのだ、それはすべて秘書がやるんだから祕書に聞きなさい、書いたかどうかは知らない、その祕書に聞いて確かめなさいと言つたのである。もしそういうものを秘書が書いたと仮定でするならば、私は政治的責任は負います、こう言つたのです。非常に寛大な非常に堂堂たる答弁をしておる。(笑声)
よろしいです。
ありません。
やつたのはアカハタヘちやんと公表してあります通り、みんな早く帰しなさいと言つてやつた。
それは意見です。どこから出たかわかりません。ソ同盟へ行つて調べなさい。カラカンダ地区で出た事実を私がここでわかりますか。
わからぬですよ。わかる術があつたら教えてください。そうすればその術を用いて探してみましよう。
思います。またソビエト同盟当局はタス通信に権限を與えて、かかることはばかげた話だ、つくり話だということを言つております。だから諸君が文句があつたらソビエト同盟に行つて調べて来なさい。そうすれば判明する。
そんなことは君らの考えることなんで、われわれの考えじやないのです。それは菅証人がどう言つたかわからぬ。それはそれで君らが認定するんだ、私の証言の限りではない。
タス通信がそう声明しておる以上、これはタス通信を通じて諸君は考えればいいんだ。私は一々意見を言う必要はない。
タス通信がソビエト同盟政府に権限を與えられてやつておるのですから、そのタス通信のやつておることはソビエト同盟政府の公表したものであり、一通信社のものではない。こういうものを公表する手続においては各国ともそれぞれ慣例を持つておるのであつて、ソビエト同盟政府においては常にタス通信に権限を與えて発表するのが、これが常例である。だからしてこの常例である公式発表を認めるとか認めないとかいうことは、それは諸君のかつてだ。しかしこれは国際慣例からいえば、ソビエト同盟政府の発表である。こういう発表のあつたということを私は言つておるのである。そのことに対して諸君がどういう考えを起すかは、それは諸君の頭が解決するのである。私の証言する範囲ではない。その
うそであるかどうかは君らが認定する。私の意見を述べる必要はないわけだ。それは君らの鑑定のいかんだ。それは君らの頭で判断しなさい。私がよけいな君らの口論に対して干渉するには、あまりに忙しいんだ。