それは超過供出に五石出した。あとの行方はわからない。こういうふうに自分は聞いております。
それは超過供出に五石出した。あとの行方はわからない。こういうふうに自分は聞いております。
権限はだれか知らないけれども、話をするのは、前に申し上げました駐在員とか、調整委員の方々とか、それから各班から出ておられる二名割の代表の方々が寄つて話をされるのです。
聞いておりません。
入りました。
それは上棚の農民組合というものは、前に小作團体というものがありまして、その小作團体員をもつて組合を組織したものであります。それで自分も前はその小作團体に加入しておつた関係上、農民組合に入つたのであります。
農民組合を結成するにあたつて、強制的にお前入れ、そういう犯行はありません。
組合規約は全部は覚えておりませんが、一部を覚えております。
組合員の耕地は組合で管理するという項目はあります。
そういうきめたことは知りませんが、組合の規約にそういう箇條を先に書いて、帳面につづつてあるのを組合員に見せ、自分も見たのであります。つくつたのは、だれがどうしてつくつたのか、そういうことは知りません。
それは自分は知らない。
自分は書いてつづつてあるのを見ただけであります。
そうであります。
それは書いた紙が回つて押したのであります。その場合に、出ておつた方々もあつたでしよう。自分は判こを持つて行きませんから、回つて來た紙に押しました。
そうであります。この組合員の耕地は組合で管理する、それでとにかく組合に対する違法があつて、組合を出るときには、組合員の耕地を取上げる、こういう箇条書に対して、それに対して印鑑をとつたときに強制的に押さした。このとき自分は、こういう民主主義を叫ばれるときに……。
そのときに規約はありません。これはあとからついた規約であります。
この項目に対する判こはそこでとつております。
組合員の耕地は組合で管理する。そのあとはちよつと言われませんけれども、それだけ覚えております。
とにかくそういう話をしておつた。それであるから、自分としてはそういう個人を束縛するようなことをするのは、民主主義に沿わないじやないか、ましてや憲法の違反である、また農地調整法から言うてもそういうことはないじやないか、と言うて反駁したわけであります。そうしたら組合長さん初め、この組合をとにかくどこまでも栄えさして行こう、どこまでもこの組合に盛上げて行かなければならぬ精神の組合員だつたり、判こを押すことをいやという人はないだろうという話で、これに皆押したのか、押されたわけなのであります。
そうであります。
自分は押さなかつたのであります。