現実の問題として、従前の例におきましても、ノリだとかまたバナナだとかあるいは落花生だとか、そういうものを輸入する。ところが国内産品との間に大きな格差がある。その利益が結局輸入シェアを持つものの独占利益にゆだねられておる。今後こういうような特恵関税の実施に伴って、輸入価格と国内価格との間の大きな差益金がどのように消費者の利益のために配分されるか。この税率改正というものはもとより自由化対策であり、南北問題であり、必ずしも物価対策そのものではないとは思いますが、かたがたもって効果をふえんするためにはそういう問題について何らかの措置が考慮されなければならぬと思うが、これについて政府は何か考えていますか。
