滝井先生は、国立の施設を一本だというように言われましたが、実は私どもの方針としましては、国立療養所と国立病院とは、いささかその点については異なるのであります。もっとも、大きな全部を含めた根本方針ということになりますれば、先ほど申された私立の施設とそれから公的医療機関というふうに、大きく二つに分れると思うのでありますが、具体的に国が預かっております施設としては、できるだけむしろ地方に引き受けられるものは引き受けていただく、その中で特に全国的な意味を持つ施設二十数カ所といべようなものは国が持っていこうということが、その当時立てられたいわゆる国立病院に関する方針であったのであります。その当時におきましても、結核療養所はこれは特殊病床であっ
