医師の適正な技術料というものの定義がなかなかむずかしいのでございますが、それから現実に医師が得ております収入というようなものにつきましてもなかなか算定が困難で、かような調査が非常に実情をつかみにくいのであります。この前の調査会の場合の御意見にもございましたのですが、一応の生活費というものを基準に取るのが無理ではないかというような御意見も出ておりました。ただその生活というものがどの程度の生活かというところに、なかなか問題がございますが、一応生計費というものを標準にいたした次第であります。
医師の適正な技術料というものの定義がなかなかむずかしいのでございますが、それから現実に医師が得ております収入というようなものにつきましてもなかなか算定が困難で、かような調査が非常に実情をつかみにくいのであります。この前の調査会の場合の御意見にもございましたのですが、一応の生活費というものを基準に取るのが無理ではないかというような御意見も出ておりました。ただその生活というものがどの程度の生活かというところに、なかなか問題がございますが、一応生計費というものを標準にいたした次第であります。
実支出でございます。
入つておりません。
かような調査をいたします場合には、なかなかどの程度のものを書き込んで頂く、どの程度のものは書き込まなくてよろしいというようなことが、調査の際に非常にむずかしいのでございまして、現実につかみやすいものを一応取つて参るということが、一つのやり方と申しますか、考え方として、御承認願えると思うのであります。そのほかに、その数字がどういう意味において少し少な目に見積られておるか、或いはどういう意味においてこれは過分に認められておるかということは、この数字を使つて具体的な問題をきめて参りますとき等に考慮さるべきものだと思うのでありまして、一応この資料に挙げましたのは、只今のようなことで、現実に学校に行つております子供さんの教育費だとか、或いはお
二十七年三月の調査は、過去一カ年間において支払われた税金ということで、実情の調査になつております。それから十月の調査は、税法に基いて十月これは一ヶ月の一応調査をいたしましたのでありますが、ものによりましては一カ年間遡つてとつたデータもございますが、そのデータを土台として、この税法に基いて税金がかかるとすれば幾らかかるかというような計算になつております。
税金につきましては、三月の調査と十月の調査を畳み上げて参りましたものとの間に、相当の差が出ております。
三月の調査と十月で畳み上げました調査というものとは、今の税金の問題、それからいろいろなものの減価償却の問題、或いは医師の資本利子の支払というようなたぐいのものにおきましては、或る程度の食違いが出ておるわけでございます。それを私ども心配いたしたのでございますが、全体として合算いたしますと、この前に御説明申上げましたように、比較的小さな、数の差というような結果になつたのであります。
診療所につきましては、お手許に差上げましたような対象の診療所について調べたので、御意見の通りであります。
診療所におきましても、実測のできますものはやつておるわけであります。併しながらかように非常に高度の手術等におきましては、診療所で行われる頻度が極めて僅かでございます。さような場合には、診療所において調査が不可能であるということも出て参るのであります。ここの表に掲げてお示しいたしましたものは、これだけでは尽きず、手術といたしましてもまだまだたくさんあると思うのでありますが、調査いたしましたものは、この程度のものであるということを、お示しいたしたのであります。 それから私どもが皆様がたにお目にかけましたこの経費計算というものにつきまして、この使い方については少し言葉を附加えさして頂きたいと思うのでありますが、私ども個々の診療行為別に
勿論、患者の看護に当り、或いは又患者の食事について、医師がいろいろな指示をいたすということは、これは当然のことであるのでありますが、一応私どもとしましては、責任の所在と申しますか、かようなもので以て一応仕事の分担を明確にいたしまして、そうして看護サービスのようなものは、大体看護職員を中心といたしまして、そうしてそのほか病棟に付いておりますそのほかの者の労力というものを加えて、計算をしたような次第でございます。
私どもは、これは一つは定義の問題と申しますか、観念の問題になるかと思うのでありますが、私どもはここで看護サービスと言つておりますのは、看護婦が担当いたしております仕事を申しているのでありまして、でありますから、その看護婦に対して医師がいろいろな指示をするということは、これは医師の医療サービスになるわけでありまして、患者を診ます、回診に行く、診察に行くその際に、こういうふうな処置をしなさいというふうな、こういう点を注意しろ、こういうことを看護婦に指示いたしますのは、これは医師の仕事でありまして、決して看護サービスではない、こういうふうに考えているのであります。看護サービスそれ自身を、患者の療養のために指示するということが、医師の役目で
給食の具体的な例が出ましたので、それで申上げますれば、給食について、全般的な炊事場の監督とか、或いは献立の全般的指導というようなことにつきましては、これは一つの管理的と申しますか、そういうような部分も入つて参るわけであります。併しそのほかに、給食の炊事場を扱つております炊事場のいろいろな諸経費、人件費というようなたぐいのものを、一応この食事サービスの経費というふうに見ておるのでありまして、それ以外のことは、今のように、一般の管理という点に入つて参ります。病院におきましては、それから個々の患者に対しまして一人々々いわゆる食事処方を出すということは、薬品についての処方と同じように、これは医師の診療業務に入つて来るわけであります。それから
注射をいたしますに必要ないろいろな手間と申しますか、こういうようなものは、注射料の中に含まれます。
如何なる注射を行うかということ、即ち治療の方針を立てますこと、これは一応、私どもとしては、診察料の中に含まれておると存じております。
患者を、初診にしろ再診にしろ、診察いたしまして、そうして如何なる注射をいたすべきかということを定めるのは、私は飽くまでも診察の行為であるというふうに考えるわけでございます。
これは入院患者のような場合を考えますると、これは個々のケースによつて判断しなければならんのではないかというふうに思うのでありまして、一本ごとに又相当詳しく患者の状況を診まして、そうして治療の方針を一々検討し直した上で、注射をしなければならんというようなことでありますれば、少くとも私、理論的にはそれは又再診であるというふうに考えるのであります。物によりましては、非常に頻繁に続けて診てやらなければならん、これが一回ごとに保険の支払の対象になる再診であるかどうかということは、これは又別個の問題と思いますが、さようなことはあり得ると思います。併しいつでもそうだとは私、限らんと思います。
はつきり申上げますれば、私は多くの場合におきましては、これは再診というものではないというふうに考えます。非常に特異な場合には、さようなこともないとは言えないということを、附加えておきます。
私は、その場合に選ぶという点が、特別に選び、もう一遍考え直してあれしなければならん、又もう一遍詳しく検査をし直さなければならんというような場合には、再診的なものと考えるということでありまして、すでに例えばビタミンならビタミンの注射を三時間ごとにさすというようなことだけであります限りは、私特別に選ぶという中に数えなくてもよろしいのではなかろうかというふうに思います。
私ども、大体この三月或いは十月というようなものは、年間の平均的な診療の姿を示しておるのではないか。最も適当な時期ではないか。殊に十月という月が最も望ましい。三月は病気の診療としてはいいように考えるのでありますけれども、いろいろ経理の面等から行きまして、殊に公立病院等におきましては多少不適当な面があるというふうに考えまして、十月が最も適当だというふうに考えたのでありまして、一応は最も妥当な時期であろうと、時期を用いたものであろうというふうに考えております。
経費につきましては総括的なことは前会いろいろお尋ねございましたときにも申し上げておいたのでありますが、いろいろ現実に注射をいたしましたその事例をとりまして、医師が何分くらいの時間を費したか、またそれに看護婦をどれだけ使つたか、またそのときに費した綿、アルコールというようなたぐいのもの、それから注射器あるいは注射針、こういうようなたぐいのものにつきましては、ことに注射針のようなものは一括して消毒いたしておるのでありますが、その消毒にはどれくらいの時間がかかつたか、あるいはそれに要した光熱料というようなたぐいのものを平均的に出して計算いたしたものであります。