さらに為替の問題についてお尋ねいたします。為替金融の分野において最も問題となることは、わが国の為替銀行が非常に弱体なことであります。すなわち資本金においてはアメリカ銀行の十分の一以下にすぎず、しかもオーバー・ローンに悩んでいるような銀行で、対外的な信用を受け得るかどうかさえ疑われるのであります。従つて銀行の資力を早急に強化することが必要でありますが、それには特殊の為替専門の銀行を設立するとか、一定の基準を設けて弱小の為替銀行ふるい落すとか、いろいろな方法が考えられますが、大蔵大臣の基本的構想はどんなものであるか、伺いたいと思います。
