一つ、現在やっておりますことは、文部省の方にあります学術審議会に諮問いたしまして、科学技術の研究の上で、両省庁が合併した場合にどう対策をとるか、最もいい方法は何かというふうなことを現在具体的に検討をしていただいているところであります。そういうところの考えを聞きまして、さらに具体的にこの合併に対しての準備をさせていただきたいと思っております。
一つ、現在やっておりますことは、文部省の方にあります学術審議会に諮問いたしまして、科学技術の研究の上で、両省庁が合併した場合にどう対策をとるか、最もいい方法は何かというふうなことを現在具体的に検討をしていただいているところであります。そういうところの考えを聞きまして、さらに具体的にこの合併に対しての準備をさせていただきたいと思っております。
まだまだ私の努力が足りないと思いますけれども、科学技術庁でやっておりますことというのは、私が今まで長年研究を続けてきたことと非常に密接な関係がありますし、また理化学研究所で理事長として五年やらせていただいたことにも大変関係があります。 また、文部省の方は、長年大学に勤めて、大学における教育及び基礎研究ということで、文部省とも大いに関係がございましたし、さらに、この数年は、中央教育審議会等々のお手伝いをしたりいたしまして、初中教育、特に最初は職業教育をどうするかから始まるんですが、職業教育、そしてまた中央教育審議会で、さらに心の教育とか生きる力を勉強する、こういう機会を与えられましたので、両省の、あるいは文部省と科学技術庁でありま
ほかの方でもできると信じております。 それは、非常に官僚の人たちが協力的でありまして、しかも重要なことは、両省庁の官僚の人たちが一緒になって新しい科学技術体制をつくっていこうという強い信念を持って動いてくださっていますので、どなたがおやりになってもこれは十分できると私は信じております。
誤解を招きましたならば、私の間違いでありまして、これは訂正いたしますけれども、私は、官僚の人々が優秀だということは、何も官僚にすべて頼らなければならないと申し上げたわけではございませんで、どなたでも、例えば新エネルギーの開発に重点を置こうとか、あるいは原子力にしようとか、そういう方針をお立てになれば、それに対して文部省だったらどうやれるか、科学技術庁だったらどうやれるかというふうなことに関しましては、極めて優秀なスタッフが大勢いますので、その人々と相談することによって、大臣が本人として十分納得がおできになるだろうと思います。 そういう意味で、どなたが大臣におなりになっても、自分の御発想でやりたいことをおっしゃれば、それに対して十
正の方のことからお答え申し上げますと、科学技術が生み出したさまざまな利点というのはどなたもおわかりいただけますが、負の面に対しても、その負の面を直していくのもまた科学技術であるという意味で、プラスのことを申し上げたいと思います。 すなわち、公害が発生した、その公害を取り除くのもまた、科学技術を進めなければ容易に取り除けないということがあると思うのですね。ダイオキシンというふうなものをどうすればいいか。例えば高温で燃やせばいい、こういうふうな技術というのは、やはり科学技術を進めていくということによって初めて解決をすると思います。こういう点で、仮に科学技術が生み出した負の面があっても、それを解決していくためにはまた科学技術を進めてい
戦後の科学技術に対する私ども研究者の態度というのは、どちらかというと、やはりアメリカやヨーロッパで発展した科学や技術をいち早く日本で大量生産に持っていく。あるいは、基礎科学でも、それをより早く一般の人々が学び、そしてそれを少しでも進めるというところに中心があったと思うのですね。戦前はむしろ逆でありまして、戦前は、湯川先生にしても朝永先生にしても、あるいは八木アンテナにしても、随分基礎的なものが日本であったと思う。ですから、私は、日本人が基礎研究、独創的な研究に向いていないとは思わないのです。 ただ、戦前と戦後でかなり雰囲気が変わりました。戦後の方は、グループをつくって、そこで新しい知識をどんどん発展させるというふうな傾向にあった
まず第一に、御指摘のように、英国なり米国は撤退しました。そのときに注意すべきことは、英国にしても米国にしても、あるいは最近のドイツにいたしましても、すべて資源が豊かな国であるということであります。石炭、石油が、あるいは天然ガスが相当産出する国であるということでございます。 フランスはどうかというと、やはり日本と同じように資源がない国である、したがいましてフランスは原子力を非常に重要視している。しかし、スーパーフェニックスは現在のところ中止いたしました。フェニックスに関しましては、これは今ちょっととめているようでありますが、再開すると思います。ですから、そういう意味で、フェニックスはフランスは今後も続けると思います。 「もんじ
確かに、増殖炉そのものがすぐできて、それが実用化できるかどうかというふうなことはまだ言えないと思います。やはり今後とも安全性を大前提といたしまして、「常陽」を運転する実績をふやしていったり「もんじゅ」で得られるさまざまな研究開発成果を活用して、本当に高速増殖炉が実用化が可能であるかどうか、こういうふうなところをきちっと検討していく必要があると思っております。 その上で、さらなる法、施策を立てたいと思いますが、まずは「もんじゅ」をしっかりと基礎研究で進めていきたいと思っております。
まず、これまでの政策面においては、国民の意見を反映した上で、平成九年十二月に原子力委員会高速増殖炉懇談会報告書にまとめて「もんじゅ」を位置づけております。 それから、安全面におきましては、原子力安全委員会において昨年四月に、ナトリウム漏えい事故の原因究明及び再発防止策の審議を終了いたしまして、報告書を取りまとめ、また、科学技術庁の安全総点検チームも昨年三月に安全総点検結果の報告書をまとめたところでございます。 このように、「もんじゅ」に関連するさまざまな案件が段階を踏んで着実に進められているものと考えておりまして、今後は、事故の教訓を踏まえたナトリウム漏えい対策について、国の安全審査を通じて「もんじゅ」の安全性を確認し、その
私も、原子力が本当に安全だということをやはり国民にお知らせしなければならないと思っております。動燃の一連の事故というのは私も大変残念に思っておりまして、それからまた、使用済み燃料輸送容器のデータ改ざん問題等々もありまして、原子力に対する国民の方々の信頼、安心という観点からあってはならないことであったと思い、私も大変残念に思っております。 こういうような不祥事に対しましては、それぞれ検討委員会を設置して、多面的な調査検討を行った結果、いろいろな原因が明らかになってきておりますが、まず、共通な点というのは、やはり原子力の開発研究あるいは開発利用に携わる人々がしっかりとした倫理観を持ち、責任感をきちっと持っているということが一番大切だ
大変難しい御質問でございますが、私は、基礎科学者としてはまず第一に人類に対しておもしろいことをお知らせすべきだと思っております。 今まで人類が知らなかったこと、例えば月の表面はどうできているかとか、月の裏側はどうであるか、こういうふうなことについては、それがすぐに生活に役立つかどうかわかりませんけれども、やはり人間の本来持っている好奇心を満足させる必要がある。まず研究者みずからが好奇心を持って研究していくでしょうけれども、そこで見つかったものを仲間の人々にお示しすることによって、その人々の知的好奇心を満足させるということもやはり重要な役割ではないかと思います。その上で、さらにそれを応用して、人類の生活がより豊かな、より質の高いも
これは大変難しい御質問でございまして、今後どういうふうにそれぞれの持っていた長所を生かしながら協力体制に持っていくか。既に協力は随分しているわけでありますが、より具体的に、文部省と科学技術庁が合併した暁において、さらに協力体制をどう組んでいくかということは、今後とも現場の研究者たちに意見を聞きながら、さらなる検討を加えていきたいと思っております。
私は、実は、理化学研究所で働く技術系職員の待遇改善を図ろうと思ったことがあります。その際に、博士を持っていない、しかし技術士を持っているというならば、博士と同じように待遇したらよいではないかというようなことを主張したことがありまして、それ以後、技術士の存在はよくよく知っておりましたけれども、残念ながら、日本ではまだ産業界とか国立研究所等々において技術士制度というものが十分認識されていないという点がございました。 今後さらに、これは今、昨年の三月末で三万六千七百四十人いるそうでありますが、こういうふうな制度を産業界あるいは国立研究所、大学等々で十分認めて、それに対して待遇をきちっとしていくべく努力をしていく必要があると考えておりま
科学技術庁の長官の先輩といたしまして、近江先生にお答えを申し上げることは光栄に思います。 近江先生は先輩でいらっしゃいますので、もう科学技術庁の役割がどういうものかはよくよく御存じでいらっしゃいます。その上での御質問と承りましたが、文部省と科学技術庁のやり方には、先ほども申し上げましたように、率直に言って文化、カルチャーの違いがございます。文部省の方はボトムアップ型、各研究者から上がってきたものを取り上げていく。それに対して、科学技術庁の方はトップダウンのやり方でいく。したがいまして、宇宙科学の開発一つとりましても多少その違いがあるんですけれども、研究者は両方ほとんど共通でありまして、どっちでやるというふうなことで違いはないと思
今回の調査結果を見ますと、国民の間でコンピューターやネットワークの利用が極めて増加しているというふうなことからは、科学技術への国民の関心が高まっているのではないかと思いました。きのうも小学校及び中学校を訪ねてみたのですが、中学校では、ほとんどの子供がもうコンピューターを使えるというような状況でありまして、かなり難しいコンピューターの使い方をしていて、感心いたしました。 それから、科学技術の発展について、個人個人の生活の楽しみ、物の豊かさなどが向上したと考えているというのが国民の方々の反応ではないかと思いますが、そういう意味で、将来の科学技術が果たす役割として、まず安全性の向上、効率性の向上等に対する期待が強いかと思いました。
御指摘のとおり、先般閣議決定されました産業再生計画は、経済の供給側の体質強化を図り、新産業の創出による雇用の確保、これは今非常に重要だと思いますが、新産業の創出による雇用の確保や生産性の向上を目指すものでございますが、これらの実現のためには、まず、創造的な技術の開発及びそれの普及、そして情報化社会への投資などが重要である旨指摘されておりまして、科学技術の果たす役割は大変大きなものと認識しております。 このように、現在の経済低迷を打開するとともに中長期的な発展を実現するためには、科学技術の振興、研究開発の強化が極めて重要であると私も強く認識している次第でございます。 今後とも、新産業創出を促すような先端科学技術分野の研究開発や
大変ありがたいことに、科学技術基本法をおつくりいただき、さらにまたそれに基づいて科学技術基本計画がつくられ、十七兆円、五カ年間という計画が立てられましたことは、大変私も科学者の一人といたしまして感謝を申し上げる次第でございます。 この計画の中で、政府研究開発投資については、平成八年度から平成十一年度予算案までの総額が約十三兆三千億円でございまして、計画期間中に十七兆円を達成することは依然として厳しいと言わざるを得ない状況でございます。今後とも、必要な予算の確保を初め、科学技術基本計画に掲げられました施策の推進に努めてまいりたいと思っております。 なお、現行の科学技術基本計画が平成八年七月に策定され、現在、平成十二年度までの計
二〇〇一年というのは確かに非常に重要な年であると考えております。ただいま御指摘のように、さまざまな点で特徴のある年でございますし、何といっても二十一世紀の最初の年であるということで、科学の上でも大いに利用しなければならない年だと思っております。 科学技術庁といたしましては、二十一世紀に向けて、今やっております青少年の科学の祭典などを充実させていったり、先ほど御指摘の副都心にできますさいえんすワールドを充実させていく。そして文部省の方の大学村や通産省とも協力をいたしまして、さいえんすワールドを盛り上げていくということに努力いたしたいと思います。それからまた、サイエンス・チャンネルなどの試験的な放送をやりまして、特に若い人々の科学へ
新しい年であり、その際に、国民の科学技術への好奇心なり興味を大いに引くということで、重要な年であると考えております。
ただいまいろいろ興味深い御提案を賜りました。 特に私はその中でも幾つか大いに興味を持ちましたのは、科学博物館、科学技術館等々をより広く子供たちに開放するということ、それからまた、国立研究所なり大学なりの研究機関を子供たちに特に見せる、国民にお見せするというふうなこと、これはすぐにでもできることでございますので、大いに努力をさせていただきたいと思っております。 それ以外に、いろいろとお考えいただきましたことの中には、先ほど私が申し上げたようなことにも大いに関係したことがございますので、ぜひとも今後ともさらに検討させていただきたいと思っております。