実は、この問題も大学審議会で随分議論いたしました。それで、結論的には、まだ研究の途中であって成果が出ていない、そういうものはどうするかという問題と、それから、文科系が特に長い研究が多いから、ほかの大学に移ることは不利にならないかというふうな議論をさんざんいたしましたけれども、まず、途中の評価というのは、私は可能であると考えております。完全に本が書けていないとか、あるいは調査の途中であるとかという場合でも、その調査がどの程度どういうふうなものまで行われているか、こういうことを研究者より聞くことによって、研究の業績は途中でも評価できると私は思っています。 これは文科でなくても理科でも同じ問題があるのですね。アインシュタインなんという
