先般私は福岡、長崎、熊本の三県を視察に行つて参りました。各県の衛生当局とも懇談をいたしました。結核病床の増設についてどういう工合に末端の衛生機関は考えておるかということを聞いたのでありますが、これぐらいの補助では殆ど増設を引受けるどころではない、先般私は視察報告の際にもこれを附加えて置いたのでありますが、その日丁度厚生当局は見えておられませんでしたから、今日は特にそのことを附加えて申上げます。 末端の衛生当局は、この政府の計上されたような額では到底実行ができない。もつと大巾な増加を願いたい。そうでなければ殆どこれは画餅に帰するかも知れないという言を或る県の衛生課長が私に申しました。特に中央当局の、これは考慮を願いたいというような
