私たち東京都の新財源構想研究会は、ことしの一月、東京都を初め、日本の自治体が深刻なる財政危機に直面している、そういう事態を踏まえて、美濃部都知事に大都市財政の不公正是正に関する提言を行ったわけであります。この提言はこういう認識の上に立っているわけでありまして、東京都だけじゃないのでございますが、昭和四十六年のあのドルショックのときに非常に不景気が参りまして、東京都は三百九十億の赤字をあらわしたわけです。それをきっかけにしまして、大都市の財政をどういうふうにして確保すべきかというので、昭和四十七年からこの新財源構想研究会というのが発足したわけです。当時私は参与ということになりまして、その方の座長を務めることになったのであります。その後
