完全に織り込んでおるとは申し上げません。われわれは完全なものにするためには、もつと予算を必要とすると考えております。しかし三十年度のさしあたりの問題といたしては、これでもつて十分に強化をはかつて行きたい、こう考えております。
完全に織り込んでおるとは申し上げません。われわれは完全なものにするためには、もつと予算を必要とすると考えております。しかし三十年度のさしあたりの問題といたしては、これでもつて十分に強化をはかつて行きたい、こう考えております。
予備自衛官につきましては、われわれはどうしても——辻君も御存じの通り現在の自衛隊は予後備を持つておりませんから、何とかしてこの予後備に相当するものを獲得したいと考えて、前国会で予備自衛官なるものの制度を認める法案を提出したのであります。そこで予備自衛官について募集の点は、この十月の初めから募集にかかつております。しかし現在のところでは成績がよろしくありません。これは一つはわれわれの宣伝がうまく行き届かなかつたことも一つの原因かもしれません。率直に申しますと、今までのところは成績はあまりよくありません。はたして年末までに一万五千を獲得し得るかどうかということについてはなはだ心細い限りであります。それについてはわれわれは将来何とか考えな
突破しております。
現在は百四十五名であります。
自衛隊に対する信頼が薄いからと私は考えておりません。制度があるいは悪いかと考えております。この点は何とか考えなくてはならぬと思います。
奥行きということをどういう意味に解されるかわかりませんが、私は決して奥行きは浅いものではないと考えております。現在の自衛隊に対する応募成績から見ても、奥行きは決して浅いものではない。これらのいわゆる自衛隊に切りかえ後における募集の状況を見れば、おそらくこの人たちは将来予備自衛官を志願するものであろうと私は考えております。現在はいわゆる自衛隊切りかえ前のなんであります。その間において多少の差異はあろうと考えております。われわれはこの推移を見たいと思つております。
実は弾薬のことについては、御承知の通り米軍から供与を受ける。そこで非常な数の供与を申し出ておるのです。ところが予算の関係その他で受入れ態勢が実はまだ十分でありません。現在のところ約十万になんなんとしておるのであります。その受入れがなかなかむずかしい。受入れさえ整えば数量はもつと上るのじやないか、こういうように考えます。
私はくずれないと思つております。今の弾薬の点でありますが、われわれは受入れ態勢を今急速に準備しております。一番難点はいわゆる弾薬庫の土地の獲得であります。これがむずかしい。これさえ進めば十分に受入れ態勢は整え得るものと考えております。訓練の点については、これは多くは申しませんが、現在のところでは十分にやつております。私は小月の部隊でも訓練を見て来たのでありますが、現在これは旧軍人が指揮官で、隊長でやつております。その人が申すのには、旧軍隊時代において四週間かかつたものが、現在の新しく入つて来た自衛隊は、教育をよく受けた人が入つておりますが、約半分の二週間でこれを済まし得る。昔のいわゆる軍隊時代の隊員よりもはるかにこの自衛隊になつてか
現在の数量は何トンということは調べたことがありませんが、大体において約三箇月分のガソリンの貯蔵はあると思います。
現在の手持ちは三箇月分であるが、事が起れば、それをまた補充しなければならぬと考えております。
奥行きの意義いかんでありまするが、私は、さしあたり三箇月分持つておる、これを徐々に補給して行けば相当役立つものと考えております。無制限にあり得るものではありません。何箇月持つておればいいということは、そのときの情勢いかんによつてかわつて来るのであります。現在としては三箇月分持つておれば役に立つ、こう考えております。
ただいまはガソリン・エンジンでやつております。将来はあるいはデイーゼル・エンジンに切りかえる事態が来るかもわかりませんが、急速なこの切りかえは私はむずかしいと考えております。
お説の通りであります。われわれもその考えを持つおりまするが、これを急速にやるということは種々の点から困難があります。ことに車両は現在アメリカから供与を受けておるのであります。これを一挙にかえるというようなことはとうていむずかしいと思われます。われわれといたしましては、できる限り内地で車をつくらせるようにいたしたいと考えておる。その方向に持つて行かなければならぬのじやないか。しかし現在の段階においてはアメリカから供与を受けたものを使つておるのでありますから、その点について急速に切りかえるということはむずかしいと考えております。これからはそういう方向に持つて行きたいと考えております。
すぐ切りかえるということはなかなか難点があります。それははつきり申し上げておきます。ものは徐々にやるよりいたし方ないと考えております。御承知の通り、今たくさんの車を使つておる、それを切りかえるということはなかなかむずかしい。これをどう切りかえるかということをこれから研究しなければならぬと考えております。
自転車隊というものは今まだとつておりません。これは一つの大きな考え方として尊重すべきものであろうとわれわれは考えております。しかし現在では、ジープの数量がたくさんある。御承知の通り、ジープの使い方が非常に巧妙になつておる、しかも使いやすい。その点において現在のところではジープに依存するところ大であります。将来についてはいろいろな方面から検討して自転車の使用も考えるべきであろうとはわれわれも考えております。
飛行機の分属問題については十分慎重に考慮いたしました。これは将来日本の自衛隊のあり方についても大影響を及ぼすものであるから、十分慎重に考慮したつもりであります。この対潜水艦用の飛行機の配属については決してアメリカから示唆を受けておりません。私は各部内の意見をつぶさに聞いた上で慎重に決断をいたしたのであります。と申すのは、この四十二機の対潜水艦飛行機は、これは辻委員も御承知の通り、索敵機——潜水艦を見出す飛行機と、それを見出して爆撃する飛行機と、二種の飛行機を一つに合せたものであります。相当大きな飛行機であります。行動半径は約三千海里という大きなものであります。これは主として海の上で働く飛行機であります。おかでは働かないのであります。
それだから、これは私はさような観点からでなしに、独自の観点から、空幕のものも、陸幕のものも海幕のものすべて意見を聞いて、その上で私は判断したのであります。決してアメリカの示唆によつてやつたわけではありません。
私から辻君に空軍の統一問題について一応申し上げたい。辻委員は誤解されておるのじやないかと思います。決して海上自衛隊に海上で使う飛行機を全部分属させるわけではありません。われわれの思想といたしましては、やはり空軍一本で行かなければならぬ、この思想で統一しておるのであります。今度の分属問題についても、私はこの思想を貫いておると考えます。つまり飛行機の運用、調達その他の面について、全部これは空幕でやるのであります。ただ陸幕で使う飛行機は陸幕の観測機とかあるいはヘリコプター、こういうものを要するのであります。これらのものはやはり陸幕で必要欠くべからざるものとして使わせます。海軍においてもヘリコプターの一部を使わせます。今の四十二機というのは
現在のところでは海上は館山でやつております。しかし初歩の訓練その他については、これは将来統一してやるべきものであると思つております。
存じております。それだから近き将来においてこれを一本に統一しようと思つております。