今度の、すなわち三十年度の計画はMSA援助とむろん関係はある、ことはありますが、別段これに関するアメリカとの間の協定とかそういうものは全然ありません。
今度の、すなわち三十年度の計画はMSA援助とむろん関係はある、ことはありますが、別段これに関するアメリカとの間の協定とかそういうものは全然ありません。
岡崎外務大臣がアメリカへ行つて日本の防衛力の増強をアメリカと約束したというような報告は受けておりません。おそらく外務大臣は、日本においても自衛力の増強というものはぜひやらなければならぬ。従つて三十年度にかくかくの計画は持つておるというような話はおそらくあつたことだろう、こうは考えております。
詳細の報告を受けておりませんからわかりませんが、愛知通産大臣の渡米いたしました目的は、要するに日本の産業計画、その他いろいろなことについて向うと話合いをすることにあつたと考えます。従つてこの日本の防衛計画についてもある種の話はむろん出たかと想像するのでありますが、確実なことはわかりません。ただ日本においての自衛力の増強計画というものは、われわれが立てておるのであります。むろんこれについての各種の材料を必要とすることはもちろんであるのであります。アメリカからの援助、これについての話合いもあるでしよう、あるいは日本の防衛生産に関しての計画についてアメリカからの技術援助というようなことについての話はおそらくあつたものと私は想像いたしており
三十年度の防衛計画は、防衛庁独自で立案したものであります。
見解の相違でありますが、私はそうは考えておりません。一国が自国の平和と独立を守つて行くのには、やはりそれ相当の防衛力を持たなければならぬ。これはいずれの国においてもそうであります。もちろん世界が軍備を撤廃して、ともども手をつないで行こうという態勢ができ上れば、これは望ましいことであります。そうあつてほしいと私は考えます。しかし現段階においては飛鳥田君も御承知の通り、そうは参らぬ、国際情勢がきわめて微妙であります。いずれの国においても、私はそれ相当の防衛力を現に持ちまた持たんとしておると思います。西ドイツにおいても御承知の通り近く独立をするのでありますが、やはり相当の再軍備をしようとしております。日本だけが無防備でいいか、私はそうは参
これは日本の現在置かれてある地位、環境、ことに沿海州あるいは樺太、千島その他における兵備の配置その他を勘案いたしますれば、われわれといたしましても、それに対処するだけの防衛力は持つべきが至当である、こう私は考えております。
お答えいたします。飛鳥田君は根本思想としては自衛隊無用論をお唱えになつているようであります。その根拠は、世界が平和の方向に向いつつあるのではないか、そういう時期に自衛隊をつくり、自衛隊を増強するということはよくないという思想から出ておるようであります。この点について根本的に私は考えを異にいたしております。 なるほどジユネーヴ会議以来一時平和の曙光を見得るような様相を来しておるようでありますが、決してさようではないと私は考えております。なかなか世界情勢というものは微妙であります。ただいま飛鳥田君は特に中ソの問題で、中ソは日本に対して何も志向していないのではないかということですが、それならば中ソは何ゆえに軍備を縮小なり撤廃なりしない
アジア防衛体制についての考え方でありますが、今お話のように日本が協定に参加する、そういうことは私個人としてはまだ考えておりません。これはそういうことになりますれば、結局国民の総意によつてやられることと考えております。 それからもう一つは軍備撤廃の呼びかけをしないか。これは日本は今軍備撤廃の呼びかけをしようとも、いわゆる機構に参加しておりません。ソビエトなりが率先して軍備撤廃を呼びかけて、みずから先がけになつて来ることを私は大いに欲するのであります。そのような情勢に便乗することにわれわれはもちろん双手をあげて賛成するのであります。今の段階においてはそこまで参らぬようであります。私は軍備の縮小というよりもむしろ世界各国が軍備を撤廃し
どこの国を仮想敵国としておるか。私は仮想敵国という言葉を用いたくありません。ただ今申しますように、わが周辺におけるいろいろの兵備配置、それらの点を勘案して日本の防衛体制を立てて行きたい、こう考えておるのであります。なお申し上げたいのは、われわれ三十年度において立てる計画は、アメリカ駐留軍の少くとも地上部隊が日本からすみやかに撤退する。それのためにわれわれは何としても自衛力の漸増をやつて行きたいと考えております。
航空に関して飛行場の設置、これはわれわれはある程度持ちたいと考えております。しかしできるだけ国民に迷惑をかけない、特に農民諸君に迷惑をかけない方向に持つて行きたいと考えております。さしあたり旧来軍隊で使つておつた飛行場なんかを整備し、あるいはアメリカ駐留軍の使用しておる飛行場、そういうようなものの転用というようなことを志向して計画を立てたい、こう考えております。
演習地についてはなるたけ荒蕪地、未開墾地、それらのところを使用いたしたい計画でやつております。一部農民諸君に迷惑をかけるところもあるだろうと思いますが、しかし大部分についてはさように農民に迷惑をかけないという配慮のもとに計画を立ててこれを進めておる次第であります。
民間農地の買上げその他については納得の行くようにやるようにわれわれは指令をして、その方針のもとにやつておるのであります。決して脅迫したりするようなことはさせないつもりでおりすま。
われわれといたしましては、乏しき財政のもとにおいてできるだけ節約してやりたいと考えております。ただ居住の点については、われわれとしてはかわいい人の子を預かつておるのでありますから、なるたけ快適に、また現代の生活にマツチして行くようにやりたい、そこに考慮を払つて真剣に計画を立てておるわけであります。
国防会議につきましては、今成案を練りつつあります。これは主として内閣審議室並びに法制局において検討中であります。われわれといたしましても、この点について成案を得て、法制局あたりと十分打合せをして来るべき通常国会に提案いたしたい、こう考えております。
一国の財政計画ことに防衛計画に対しては、政府が責任を持つて立案いたします。しこうして、これは国会において十分なる審議の上に決定されて行くべきものでありまして、ずるずるべつたりにやるわけでは毛頭ないと私は思います。
そうではありません。国防会議の必要なることは十分認めております。ことに防衛庁設置法にも明確に規定されておるのであります。ただ法案としての成案をまだ得ていないというだけであります。これについてはいろいろ問題点があります。要するに、会議員の員数をどれだけにするか、あるいは年限をどれだけにするか、多数決制度にするか一致制にするか、非常勤制とするか常勤制とするか、いろいろそういう問題があるのでありまして、ただいま法制局においてもわれわれの方においても、せつかく検討中であります。
戦力論はもうしばしば繰返しておるのでありますが、これは私は、しばしば言うがごとく。独立国家である以上は自衛力は持ち得るのだ、日本の憲法において自衛力を持つことは否定していない、これが一つ、しこうして、今の自衛隊においては憲法第九条第二項の戦力にはまだ至つていない、こういう考えから出発しておるのであります。 前段のお尋ねですが、これは大いに急いでおるのであります。けれども、今申し上げたようにいろいろ問題点があつて、まだ結論に達しておりません。早急にやつて来るべき通常国会に提案したいと思います。
愛知通産相のアメリカへ参りましたのは、御承知でもありましようが、経済問題について米国政府との事務の打合せのためであります。従いまして、防衛関係については政府を代表して行つたものでは毛頭ないということをここに言明いたします。
今申し上げます兵力の配備の点につきましては、私はここでは言明を避けたいと思います。むしろ田中君の方が十分に御承知のことと考えます。
まだそこまで考えておりません。その時期が参りますれば、われわれの方として的確ないかもわかりませんが、申し上げることができるかと考えております。ただいまのところは申し上げることはできません。