原子炉の事故に関連しまして、まず最初に申し上げておきたいと思いますことは、原子炉の技術は今日非常に進歩しました。しかし、万が一何らかのために事故を起こしました際に生ずる災害の潜在的可能性ということを考慮しまして、非常に原子炉そのものも頑健につくってあるということでございます。一例を先ほど申し上げました三万五千キロワットぐらいの軽水型原子炉について申し上げますと、おおよそその構造は、直径が約二メートル、高さが約六メートルぐらいの茶筒の格好をしたような円筒型の圧力容器の中に、燃料を先ほど申しますように二千六百キログラムぐらい入れまして、それを圧力のある水で冷やしておるわけでございますが、その際の圧力容器も、大体厚さは鋼で百ミリ——十セン
