国鉄の再建につきまして、私どもの考え方といたしましては、本来公共企業体としまして健全な事業の維持、発展を図ります見地からは、原則といたしましては受益者負担に基づいた独立採算の基礎の上に立ちながら、その上に立った十分な企業努力と、さらに必要に応じた場合の国による助成と、この三者を柱といたしまして再建を行うべきものであろうと考えた次第でございます。 その考え方の基本に立ちまして、過去にすでに発生いたしました累積債務につきましては、これをそのままにしておきますというと、ただいまの原則から申しまして、仮にこれを受益者の将来の負担にゆだねるというような措置を講ずるといたしますと、非常に過大の負担を受益者に期待することになり、また公平の点か
