そこで経済協力と賠償の関係でもう一つ重要な点があると思うのです。横山さん御自身は、できれば経済協力の方がいいという考えを持っておられた。しかし今日、商業べースを中心にしたいろいろな借款だとか、あるいはさらに経済協力というようなものと、それから国民の血税でもって払うところの純賠償というものとの間に、私どもが非常に関心を持っておる点は、今日の財界の一部によく聞かれるのですが、賠償々々というけれども、そう額の多いことを心配することはない、額は多くてもそれがまた利益で戻ってきさえすればいい。これはよく言われるので、いろいろな雑誌にも書いておられる。むしろ賠償促進論者にこれは多いのです。金額は少々多くても、それはまたそれだけよけい返ってくるの
