その点はジュネーヴ会議に出席した人々が実感として述べておる点にもそれがあるのです。日本の立場は、ジュネーヴ会議に出てみて、日本で一般に考えられているよりははるかに弱かった。それはなぜかというと、原子炉の輸入のことばかりに騒いでおるのに比較して、外国では、どちらかというと、やはり原子炉自体の基礎的な研究ということに非常に力を入れておる。だからその研究を基礎にしながら動力炉をどこから入れるかということが並行して考えられている。日本の場合は、その肝心な点に努力が足りないために、基礎研究でだんだんだんだん外国との開きが広くなるのではないかということを、ジュネーヴ会議に出た人が心配しているわけです。だから動力炉を入れることに関心を持つこと、そ
