私は佐世保船舶の工場所長をしております。
私は佐世保船舶の工場所長をしております。
そうです。
ただいまはそうでございます。
ちよつと前から申し上げます。私は大正十三年に東北帝國大学の機械科を卒業いたしまして、もとの日立造船所の廣島の工場にはいりました。それ以來約二十余年造船界で暮しました。去年の二月の終りに日立造船所をやめまして、ちようど体も悪うございましたので休養しておりまして、佐世保船舶には去年の七月末日に技術部長として入社いたしました。それから八月一日に工場所長となり、去年の十一月二十五日附で役員総会で取締役になりまして、同日取締役の互選により代表取締役になりまして、ただいま代表留締役兼工場所長をやつております。
存じません。
存じません。
ちようど二月の十四日でございまして、檢察廳並びに軍政部の係官がおいでになりまして、合計して約百七十七トンの非鉄金属が発見されました。
明細についてはよく存じません。概略存じているだけでございます。資材課長から報告を聽きましたが……。
立会いません。
資材課長が立会いました。
さようでございます。
さようでございます。
大体わかつております。
今井上資材課長は調べられております。井上が一番よく知つておりますからどうぞお聽になつてください。
やつております。
約三十二隻解体することになつておりますが、この七月上旬をもちまして全部終了することになつております。
そうです。
いたします。
拂下げ手続をいたしておりますが、まだ正式に拂下の許可証はまいつておりません。
船は大体戰利品で連合國側のものでございますが、大体解体されますと日本の國有財産の方へ繰入れられる。私どもは大体経理要綱というものがございまして、業者が集まりましてその経理要綱を大藏省に御承認を願いまして、拂下げされるものといたしましてただいまその処分をしているわけであります。これには経理要綱の中にその自由処分を認めておりますし、それから連合軍の方からもこの問題を認めております。なお商工省からは、指定生産資材になつております関係上、指定生産資材の切符をもつてくるものには賣渡す義務を負わされております。そういうようなことでわれわれの自由処分ができるものと思いましてやつておる次第であります。