それで、打撃を仮に加えるような事態になったとき、そういうことは万々ないと思いますが、もしそういう状況になったときの農家の救済措置というのはぴしっと考えておかないといかぬと思いますね。ミカンたった十億円では、私のところのミカン農家なんか救われませんですよ。宮崎県はミカン農家は多いのですが、畜産も非常に多いところです。これはそんな資金じゃ足らないです。
それで、打撃を仮に加えるような事態になったとき、そういうことは万々ないと思いますが、もしそういう状況になったときの農家の救済措置というのはぴしっと考えておかないといかぬと思いますね。ミカンたった十億円では、私のところのミカン農家なんか救われませんですよ。宮崎県はミカン農家は多いのですが、畜産も非常に多いところです。これはそんな資金じゃ足らないです。
大臣、私が言っておることが御理解いただけないと思うのですが、輸入と関係があるかないかじゃないのです。輸入枠が仮に拡大されるような結果になったときには、宮崎県の農家も全国の農家も大打撃を受けるわけですよ。その場合には、畜産、ミカン農家は大変な打撃を受けるわけですね。なければゼロですけれども。そういうものに対しては政策的に資金的に対応してくれますね、結果が悪かったときには。いや、絶対そんなことをさせぬと言われるのなら、それで結構です。男山村、絶対そんなことはさせぬ、あの「よど号」事件のときの努力をするのだ、農家の皆さん安心しなさいというのなら、私は別段こういうことは申し上げません。
既に牛肉は市場の三割が開放されてきておるわけです。あしたは自由化反対の農家の、生産者の集会が都市センターでまた持たれます。生きるか死ぬかという気持ちで生産者は必死になっておるわけですから、そういう意味では、今言われたように、打撃を与えるようなときにはもう絶対に交渉を打ち切ってでも帰ってくるのだ、やらないのだ、そういうお気持ちが出されたので非常にうれしく思うのです。
今言われたように、絶対に三月決着でなくても、延ばしてでもいいというお答えがありましたから、その他の各委員が全部質問したでしょうから、この今言われた締めくくりの大臣の御意見を私たちはバックアップをして、ぜひそうであってもらいたい。農家に犠牲を強いるようなときには、三月決着でなく先に延ばす、そういうことをはっきり言われましたから、そのことを承って、次の質問に移ります。 実は、これも、私は農林水産委員ではありませんが、本委員会で再三議論があったと思うのですが、これは農政の失敗と言ってしまえば農林水産省のお役人には大変失礼だと思うのですが、余っていたはずのお米が足りなくなって、ことしは手持ちが十万トン程度に減ってしまう。ですから、超古米
年次については先生おっしゃられるとおりでございまして、確かにその際に準内地米という形でカリフォルニア米を輸入した経過があるということはよく承知しております。
そのときに試食をやっておられますね。農林省のお役人が試食をしておられるのです。そのことは御存じありませんか。
私、当時食糧庁におりませんでしたので、その経過は知っておりません。
当時、事前に試食なさって輸入をなさったのです。ところが、最近もカリフォルニア米の試食が非常にはやっておるのです。昨年の十月に消費科学連合会、主婦の代表二十四人がカリフォルニア米の試食会をやりまして、非常においしい、こういう発表を新聞になさったのを御記憶だと思います。ここにデータが出ております。一昨年と昨年、全糧連、全国食糧事業協同組合の代表の方がカリフォルニア州に行きまして試食用の米を持ってきまして――全糧連というのはお米を売るところの事業協同組合でありますが、役員が十名おられます。しかも、そのうちの二人は農林省のOBであります。その人たちがカリフォルニア米の試食会を開いたことについては、長官、御記憶ですか。
私、全糧連が組織としてそういうことをやったということについては聞いておりません。
大臣、食糧庁長官は御存じないでしょうけれども、全糧連という米を売る側の事業協同組合の全国組織の十人の皆さん方、その中に農林省のOBが二人おられるのですが、その人たちが一昨年、昨年とカリフォルニア米を持ち帰りまして試食会をやっておるのです。米を売る側はそういうふうにカリフォルニア米を入れる試食会までしておるのです。そして、それまでカリフォルニア米を入れようという動きをしたかどうかは別にして、ことしの二月二十七日に政府に対してカリフォルニア米の輸入は要求しないということを理事会で決めたのです。これは私が調べたのですから、間違いない事実なのです。そういうことは御存じないですね、食糧庁長官も。
そのような決議をしていたということも存じませんし、もちろん私のところにはそういうものは持ってきませんでした。
お話ししましたように、政府が知らない間に既に消費科学連合会の消費者あるいは御商売をしておる全糧連、こういったところがカリフォルニア米の試食会をやっているのです。御承知のように、アメリカに行ってお土産にカリフォルニア米を百キロまでは持って帰れるのですね。しかも、最近はそれがアメリカに行く人たちの間に広がりまして、どうもお米が不足するらしいということで、しかもササニシキとかコシヒカリのようにおいしいというので持ち帰るような動きが出てきておる。しかも、その名前が固定というのですね。カリフォルニア米のことをアメリカは日本に向かって国宝と言っている。そういう事実も御存じないですか。
カリフォルニアでそういうお米がございまして、試食会をあちらこちらで、組織というふうには聞いておりませんけれども、いろいろなところで持ち帰って食べているという話は新聞その他の情報で聞いております。ただ、その場合にはあくまでも試食、試しに食べているということで、別段それをもって今後輸入してほしいというようなところまでは言ってはいないと考えておりまして、また、私の方にもそのように言ってきていないわけでございます。
長官、最近の各新聞社の投書、朝日新聞の「論壇」にもはっきり載っておりました。今、まさに十万トンの手持ち米しかなくなった。五十三年度の超古米を出すような状況になってきたということを受けて、消費者の間には盛んにカリフォルニア米を輸入したらどうかという世論づくりが始まっておるのですよ。私はこの世論づくりが怖い。そうすると、いつの間にがお米も不足するのだから輸入するのが当たり前ではないかという世論ができてしまって、それが農水省、食糧庁に対してカリフォルニア米の輸入という状況になってきたらどうなるでしょうか。 私は、今ここにアメリカの作付状況を発表した資料を外務省の北米二課からもらってきておりますけれども、アメリカ自身が過剰生産のために減
食糧事務所のOBの人たちまで試食に参加しているのですね。残念なことです、これは。お役所を離れたら途端にそうなるのですね。それが怖いのです。いつの間にかバックグラウンドができ上がってしまうのですよ。牛肉とオレンジがなぜこうなったか。内需を拡大せずに、対米黒字は二百億ドル以上、場合によると二百五十億ドル近くになるかもしれない、三百億ドル近くになるかもしれない。アメリカから見れば大変な対日貿易赤字でしょう。その犠牲が全部農家に来るんですよ。その気合いやよし、意気込みやよし、農家を守るためにやる、この意気込みやよし。しかし、結果的に今日こういう状況です。牛肉、オレンジでもあっという間にこういう状況です。お水もそうならないという保証はないので
ただいまの先生の御心配、もしも我が国がお米を輸入するということになりますれば大変なことである、今大臣が御決意をお述べになったとおりでございます。 そこで、私どもとしては、まず米の需給を安定させるということがこれにこたえる一番重要な道であるというように考えます。したがいまして、四年連続の不作のもとでございますけれども、需給の操作には万全を期しまして、とにかく米の不足というようなことが起こらないようにすることを考えておるわけでありますし、それから先の問題といたしましても、御案内のように第三期の米の需給均衡化の対策の中におきましては、四十五万トンの在庫というものを毎年つくっていくということを考えているわけでございまして、これは消費者の
言われることはいいのです。将来に向かってぜひそうしてください。ところが、そうしなかったからいまツケが来よるわけですよ。そうしておればこんなことにならないわけですよ。今までの農政はこうでしたけれども、今度は大丈夫ですと言われても、今までそういう状況だから心配をするのです、私たちは。だから、言やよし、意気込みやよし。しかし、結果がこういった結果になるのでしょう。こういう結果になったからといって、あなた方を追及してももうもとに戻らないのですよ。結果が起こっておるのですから。これが怖いのです。だから、将来に向かってのあれはいいです、他用途米をちゃんとする、そういう政策もとるというようなことを言っておられるわけだから。四十五万トンの備蓄もする
大臣が安心してくださいと言うと、本当に男山村で、何か安心するような気持ちになるのは不思議な魅力だと思いますけれども、しかし、ぜひひとつ大臣、食糧というのは大変なことですから。そういう意味では、ぜひもう二度とこういう事態が起こらないように、消費者に対してカリフォルニア米など輸入することは危険なんだということを責任を持って農林省がPRをやってください。ぜひ要望として申し上げておきます。要望ですから、お願いしておきます。もしやらないときには農林水産委員会に乗り込んででもまたやらしてもらうつもりです。 最後に、私はNHKの放送を見まして、ハイブリッドライス日本をねらうという本がたまたま本屋にも出ておりましたから、それを読ましてもらいまし
もう終わりですが、これは改めておく必要があるのじゃないかという気が私はします。その点についてもあわせて事務当局から御説明ください。
もう時間がありませんからこれで終わりますが、いずれにいたしましてもハイブリッドライスというのは、この種子は単収が倍になりますし、しかも安い。そういった意味で、将来日本上陸をねらっておるのだそうですから、あなたは淡々と言ってのけておるけれども、日米関係というのはそんなに淡々といかないのです。どこでどういうふうにくるかわからない。そういう問題についてもぜひはっきりした認識を持って、種子といえども絶対に輸入させない、そういう配慮をお願いしたいということを最後に申し上げまして、委員長、少し時間をオーバーしましたがお許しいただいて、私の質問を終わります。