成るべく簡單にやりますが、今お話のように明年度三百万トン殖えた場合においては現在計画はないが、できるだけやるつもりであるというお話でありますけれども、現在の状態が重要物資に対する輸送が恐らくは三分の二でありましよう。或いはその他の一般物資については約三分の一、要求の三分の一しか車が廻らない。であるから、石炭を優先的にやるとすれば、他の物資を犠牲にせねばならん。その犠牲にする重要物資については、申上げるまでもなく、木材或いは鋼材、又坑木の如く、石炭の増産に重大な関係のあるところの物資を犠牲にせねばならん。こういう結果になる。でありますからして、この國有鉄道の輸送力を増強するということにつきましては、先程來申上げまするように、機関車や貨
