まあ大体世の中が自由経済に移行しつつあります状況でありますから、運営会の廃止ということも止むを得ないことと私共思つております。ところで問題は政府が戰時以來、終戰後と雖も、いわゆる國策として運営会を運用しておつて、そこでそれを運輸審議会の答申案によりますれば、貨物運賃は九割まで、船舶に対してはそのままもうおつ放すという答申のように聞いておりますが、併し苟くも國策を変更するということについてはその後始末をどうするかということは私は重大問題じやないかと思う。又内航、外航、外航に対しても政府が極力やはり國策として推進せねばならんという、これは私は政府の責任だと思うのでありますが、まあ勿論関係方面の指示もあるだろうけれども、もつとやはり海運國
