政府は今回の予算編成においてもまた施政方針においても、重点施策として科学技術の振興ということを取り上げられた。大へんけっこうなことであります。また文教行政を預かっておる文部省の予算を見ましても、特に科学研究を重点施策として予算を計上しておる。そこでお尋ねしますが、公務員あるいはそれに準ずる者等が発明その他をなしまして特許をとった場合、特許によって得るところの権利はどこに帰属しますか、それをお尋ねします。
政府は今回の予算編成においてもまた施政方針においても、重点施策として科学技術の振興ということを取り上げられた。大へんけっこうなことであります。また文教行政を預かっておる文部省の予算を見ましても、特に科学研究を重点施策として予算を計上しておる。そこでお尋ねしますが、公務員あるいはそれに準ずる者等が発明その他をなしまして特許をとった場合、特許によって得るところの権利はどこに帰属しますか、それをお尋ねします。
特許法第十四条によりまして公務員、あるいはまた法人の被用者というようなものがあがっておるわけでありますが、ここで考えなければならぬのは、たとえば国立研究所の主任、大学の教授等が、一つ発明して特許をとる。そうしてせっかく特許をとっても、それは国の帰属になるのだということでは、特許をとるとか、あるいは科学技術に精込んで、一つ新しい人類の福祉のために、科学の振興のために、国家の興隆のために非常によいアイデアを出してそうしてこれを研究発明をなされても、そこからくるところの利益は、全部国に召し上げられるのでは、研究意欲は衰えると思うのです。またそういうようなことでありますと、勢いそういうふうな発明意欲というものが衰えてくると思う。事実そうなる
ソ連の最近の科学の進歩というのは、これはいろいろよって来たるところも多いと私は思うのですが、やはり科学者を優遇したということが根底だと思うのです。やはり科学者を優遇しなければ、単に科学技術の振興を叫んでもそれは出てこぬと思う。だから科学技術の振興を叫ばれる政府ならば、当然今までこういう特許法の面でもとうに考えてしかるべきです。今大臣も特許法の改正のときに考えようというお考えのようですが、これはやはり内閣としても科学技術の振興を非常に叫ばれておるのですから、この機会に、黙々として研究に従事しておられるところの学者、あるいはまた国立試験所等に勤務せられておるところの科学者諸君に報いる道だけは当然考えるべきだ。またこれくらいのことはしてや
現在、日ソ間の郵便小包に関する取りきめといいますか協定、こういうものはどういうふうになっていますか。
大へんけっこうでありまして、料金も三分の一に減り、日数もうんと縮まると思うので、なるべく早くそういう協定を結んでいただきたいと思いますが、たまたま昨年の暮れに日ソ通商条約が締結されました。近く国会で承認を与えますと、批准書交換ということになって、おそらく三月には批准書交換になる。運輸省の方では日ソ間の定期航路を再開すべく今準備中で、これも、極東の方は極東海運公社、それから日本側は現在申請が八社ほど出ておるようでありますが、運輸省の予定は窓口を一本にしぼって数社にやらすようであります。黒海の方はほぼ内定しておるようですが、日本海側の指定航路はまだきまっておりません。いずれにしても、三月中には日ソ間に戦前のように定期航路が再開されること
現実に東京中郵を指定局にされるのですか。船の定期航路がナホトカ—日本海岸に開かれることはもう一月以内、これは運輸省に御相談になったと思いますが、その場合、日本海岸の港に外国郵便取扱いの指定をされるのですが、この点どうなんですか。
そうすると、定期航路の寄港地がきまれば、それに並行して、その寄港地には大体外国郵便取扱いを指定せしめる、こういうふうに了解してよろしゅうございますか。
日ソはわかりましたが、最後に日中間の郵便協定。これは国交が回復しておらぬのですが、これに対しても前国会で、郵便協定等はできる限り結びたい、こういう御答弁があったが、どの程度まで具体的に作業を進めておるか、またいつごろそういう協定を結びたいという意思があるか、それを一つ。
この内閣もそろそろ内閣改造というような声がちらほら出ましたが、あなたはいつまで郵政大臣かわからぬのですが、少くとも青年大臣御在任の間に中共との間には郵便協定を結ぶくらいの熱意でおやりになっておるのか、ただおざなりの大臣としての答弁をやられたのか、その辺の熱意のところは、不肖角榮在任中に必ずやってみせますと、ここまで熱意を持っておられるのか、その辺のところを一つ。
運輸大臣にお尋ねしますが、日ソ通商協定が先般締約されまして、国会で承認を求める件が可決され、批准書が交換されておりますが、従って、それに伴って日ソ問に通商貿易が始まると思いますが、運輸大臣は、これに対して、かつて命令航路のようなものがありましたが、そういうような航路を運輸省の方で指定される御意思があるかどうか。
日ソ通商協定のとき、窓口一本化というようなことが問題になりましたが、向う側は極東海運公社一社ということであれば、こちらの方も一本にして、航路も八社のうち一社にしぼって御指定になる御意向ですか。それとも数社御指定になる御意向ですか。
その点はこれくらいにしておきましょう。 それから、これは国鉄のことですが、政治的な問題でありますので運輸大臣にお尋ねいたします。というのは、今各地方で町村合併が非常に進んでおります。これは政府の方で指導し奨励されておるわけであります。特に、自治庁の方では、これに対しては特に法律を設けてまで、特例法を設けてまで奨励させている。その結果どういうことが起って参りますかというと、文部省としては学校統合、これは私必要なことだと思うのです。ただ、町村合併する以前、それぞれの小さな町村が独立して、それぞれ学校を持っておった。そういう小学校、あるいは新しい新制中学校等が町村合併に従って学校統合が非常に行われた。そこで、起ってくるにとは、通学に際
今私が政治家としての中村先生にお尋ねしたいと言っておったところが、うしろからまたちょこちょこと注進があった。私は特に政治家としての中村先生に聞きたかったので、総裁、副総裁がお越しになっておったが聞かなかったのです。長年憲政の道にずっと御精励なさった政治家としての中村先生に聞きたいと言ったのです。うしろの方の人に聞いたのではないのです。現在十二才になっておるとおっしゃるのですが、これは過去において十二才になっておるのです。私の常識では、おそらく十二才というのは義務教育というので線を引いたのだと思いますが、政治家としての中村先生の常識では、十二才という線をどこで引いたとお考えになるか。うしろの人でなしに、政治家としての中村先生の御意見を
それでは今度は国鉄当局にお聞きしましょう。鉄道運輸規程の十条に、国鉄では十二才未満の者は半額ということになっておるが、十二才という基準はいつどういう基準でお立てになったか。それから、十二才未満は半額、六才未満はつき添い者一人ある場合には無賃とかなんとかいうことになっておるそうですが、こういう基準ができたのは明治ですか。まさか慶応じゃないでしょう。明治ですか大正ですか、何年でしょうか。また、その基準は何を尺度に引かれたか。こんなこまかいことまで総裁にお聞きするのは大へんと思いますから、どうぞ適当な方でけっこうです。
そういう便宜主義でやったわけですか。私の常識では、おそらくこれは義務教育というようなところに線を引かれて十二才としたと私は自分では理解しておったのですが、そうではなしに、単なる便宜主義ですか。どうですか。基準を引かれたときにはもう少しはっきりした何か根拠があって皆さん御検討になったのじゃないですか。
そうすると、これは一つ特にお考え願いたいのは、このように町村合併が進んで参りますと、先ほど申しましたように、どうしても従来より父兄の負担が大きくなる、これは総裁もよくお聞き願いたいのですが、一歩を譲って通学に限ってのみでも、せめて義務教育である新制中学卒業までは半額にするような御意思がありませんかどうか。町村合併という一つの政府の大きな施策を進めておられることは、私けっこうなことだと思う。こういうふうに交通が発達し、また経済事情も変っておるときに、昔のような小さな村で蟠踞するというのではなしに、町村合併を推進せしめることは非常にけっこうだと思う。また、学校も、従来のような小さな学校、あるいは小さなからに閉じこもった視野の狭い学校から
その何とか審議会ですか、そういうものを設けられたときは、おそらく一応問題点というものは事務当局がお配りになると思うのです。それでこういう点を検討してくれというのが大体各省の審議会のあり方だと思うのですが、この問題は、そういう問題点の一つとして、事務当局から、実はこういう問題が今出ておるのだがこういう点も審議会の方で第三者的に一つ十分検討してくれ、こういうように問題点をその審議会にお出しになっておるか。いや、その問題はあまり国会で問題になっておらぬから出しておらぬ、こういうのですか。時間の都合から、それから先に行きますが、もしそうであるならば、きょう実はこういう問題が国会で起ったが、一つこの問題も追加して慎重に検討してくれ、こういうふ
はい、わかりました。どうもありがとうございました。
本予算案が提出されましてから、閣僚諸公も精励恪勤、熱心にわれわれの質疑に応答されたことに対しては深く敬意を表するものであります。またわれわれも国民の負託を受けておりますがゆえに、この予算委員会を通じて国民の生活に最も直接関係のある予算案を克明に分析して、その審議を通じて国民諸君に予算案の国民生活に及ぼす影響を訴えたいと思っております。従いましてこの予算委員会におきまして総括質問をやっておる間は、従来の慣例からいたしましても、閣僚諸公は予算が内閣全体の責任で出されておる以上は、全部出席されることが当然であります。しかしながら、われわれも他の委員会の審議の進捗もありますので、あとう限り与党の理事諸君と協議いたしまして、便宜をはかってきて
ただいま承わりますと、堀木厚生大臣並びに津島国務大臣御病気の由でありまして、まことにお気の毒であります。国政掌理の重大な任に当られますから、御加餐の上、すみやかに御回復を祈っておりまするが、しかしながら考えてみますと、このように予算委員会におきまして代表質問のさなかに、最も重要な大臣が御病気で倒られることはまことに遺憾であります。元来が御老体の多い内閣でありますので、中には御病人の出ることもあるかもしれません。先般来のこの委員会の質疑応答を聞いておりますと、まことに政府におきましては、一言にしていえばだらしがない。これは今日の世論なんです。だらしがない。内閣に統一と緊張がない。だから先般のようなああいうしどろもどろの答弁になる。なる