そうです。
そうです。
代表者であります。
海事工業所でありますから、所長という名目になつております。
私は三十年からこの事業に携わつでおります。そして大東亜戦争当時に職工五十名ほどを連れて香港、台湾の方に参りまして、終戦の前の年の十二月にこちらへ單独で帰つて参りました。最後に半年ほど召集を受けまして、帰りまして昭和二十二年一月一日、現在のところに桝谷組海事工業所といろ事務所をつくりまして、現在は起重機、曳船、交通船、十数隻をもちまして平戸方面に出張所を持ち、沈船引揚げ並びに解体、曳航、こういう作業を主としてやつております。現在海軍の方に交通船一隻と、陸軍に二隻貸しております。そのほかは救助の引揚げ作業をやつております。
個人経営でありますが、幹部が全部機材、資材を持ち寄つて今日に至つたわけであります。
資本というようなことはありませんが……。
そうでございます。
全部で現在のところ五、六百万円以上あるように思つております。
港湾サービスとかいうようなことはあとで聞いたのでありますが、私の方は山九の指示を受けて作業をやつたような状態でありまして、仕事に実際に当るのは桝谷組というようなことになつておりまして、調達局とか何とかいうことは一切知らないわけであります。
はあ。
当時の作業ほ非常に困難でありまして、四建の方から山九と一時契約を結んで作業をやつておりまして、四建の契約に対しまして……。
それは約二十日ほど後に私の方と契約を結んだのであります。
それは四建直接で作業をやつておつたわけです。
あります。
持つております。出してあるわけでありますが、お見せいたしますか。
いいえ、簡単であります。
大体一時使用の許可申請といたしまして、その後に契約したのであります。一時使用の許可申請書も読みますか。契約書だけでよいですか。
これは請書になつております。 請書 貴部所管の五〇屯吊起重機船を左記條項確実に履行することを誓約の上借受けます。 記 一、借受期間 昭和二十五年十月八日から占領軍使用終了の日まで。 二、使用料 使用期間中一書夜につき金三〇、〇〇〇円也 但し右使用料の外に本船管理のため乗組の貴部係員一名に対する俸給、諸手当として一日につき金一、〇〇〇円也の借受人において負担する。 三、受渡場所 運輸省第四港湾建設部下関機械工場構内貴部御指定の場所とし、双方責任者立合の上受渡しをするものとする。 四 本船の運輸に要する作業員及び運転材料はすべて借受人の負担とする。 五 本船の管理についてはすべて貴部係
知つておると思います。
はあ、そう思います。