これをやりましたときには、海水の中に浸透するかしないかということをおもにした考え方であります。したがって、いまのところ、その観測を続けているわけであります。したがって、よそへ行っては困るので、その場所にあるかどうかを確認するわけですが、いま先生のおっしゃいましたように、引き揚げて中がどうかというところまですぐやるかどうか、考えさせていただきたいと思います。
これをやりましたときには、海水の中に浸透するかしないかということをおもにした考え方であります。したがって、いまのところ、その観測を続けているわけであります。したがって、よそへ行っては困るので、その場所にあるかどうかを確認するわけですが、いま先生のおっしゃいましたように、引き揚げて中がどうかというところまですぐやるかどうか、考えさせていただきたいと思います。
確かに、一番最初にこれを考えたときに、いささか研究課題その他が不十分でやったと思います。しかし、いま先生おっしゃいました点については、先ほど申しました検討会をいまやっておりまして、その検討会で今後進めるべき研究課題もやっております。その一環としてこれを利用することについては、具体的にその関係で考えさせていただきたいと思います。十分に試験をやりましたことでございますから、これについての成果とか、あるいは検討としては、できるだけ材料として使いたいと思っております。
この廃棄物を入れます場合に、コンクリートの中に入れるわけですが、私たちのほうで完全にチェックいたしておりますのは、一本に対してどのくらいのキュリー数が入っているかということをやっております。大体平均一本につきまして二百四十ミリ、キュリーが中に入っております。その点は確認いたしております。
いま先生のおっしゃいましたのは、捨てたものですか。——全部で、合わせまして四百六・八キュリーでございます。
原研におきましては、年間約五百から八百本のドラムかんが出ます。それで、現在原研で約一万本の保管がされております。また、動力炉・核燃料開発事業団では年間三百から四百本発生いたします。現在それが二千三百本になっております。それから発電所でございますが、民間の発電所は現在三基ございまして、三基の現在までの総量は二千四百四十本でございます。
ICRPの基準に基づきまして、ドラムかんの表面のところの許容線量、それがきめられているわけでございます。
ちょっと時間をかしていただきます。正確な数字をいま調べておりますので。——表面が二百ミリレム・毎時でございます。それから表面から一メーター離れたところで十ミリレム・毎時でございます。
先ほど申し上げましたが、確かに、これから廃棄物はたくさん出ますので、いま検討会で検討課題の問題、その具体的やり方、それから今後の体制等検討いたしておりますので、その結果が出るまでしばらくお待ちいただきたいと思います。
一応の問題点の解明、考え方、これにつきましては、実はこの二月までに出る予定でございましたが、ちょっとおくれておりまして、現在のところ、四月半ば過ぎには必ず出る、こう思っております。それから、それを具体的な体制に持っていきますので、それにはまだ時間が少しかかると思います。
いま先生おっしゃいました点が、一番いまの検討会の問題になっております。したがいまして、海洋学のほうの関係の研究が明らかになって、絶対だいじょうぶだということが出るまでは、御承知のとおり、十分なる設備をしたところに置かざるを得ない。そういう場合にはどういうふうな置き方をするか、その地上と海洋とつなげまして、その間にまた研究の速度というものを入れて考えなければなりません。その点がいまいろいろ議論の的になって答申がおくれているわけでございますが、そういう点が、もうしばらくして明らかになると思います。
いま先生おっしゃいましたのですが、この四月ころには大体の問題点が出ます。ただ、先生おっしゃいましたように、研究が進まない場合どうするか、その点は当然私どもいままで考えておりまして、たとえば発電所あるいは原研等については十分な措置をすること、そういうことをもとにして許可いたしております。したがいまして、その後、将来実際的に十年なり十五年してからどうするかということが、今度の検討会の課題につながってくることでございますが、その点は十分今後考えていきたいと思います。 なお、いま先生おっしゃいました外へ運ぶとか海外に持っていくとか、そういうことについては、まだ全く考えておりません。
先ほど申し上げましたように、海洋に捨てました分はコバルト六〇だけでございます。それ以外のものは、すべてドラムかんで原研その他に保管してございます。
私の聞いていますところでは、最後の三、四年のところに、ミリキュリー程度のものが、わずかその中に含まれるようになったというふうに聞いております。それはほのわずか入っているというふうに聞いております。
先ほどことばが足りなくて、すみませんでした。やっぱりコバルトが主体でございますが、それに付随して、わずかなものがミリキュリーとして付随しております。それについて、どういうものが入っていたかということについては、私どものほうで十分押えております。
トリチウム等につきましては、先生おっしゃるように、ソ連その他でいろいろな学説が出てまいりました。したがいまして、日本といたしましても、水産庁の研究所等で目下研究しております。しかし、現在わずか出ておりますが、ICRP基準に基づきまして、それよりはるかに下の分ということで捨てる許可をいたしております。これは、ある種類の原子炉では大気に一部出ますが、これはすべてICRPの基準を守ってやっております。
もちろん、捨てないほうがなるべくいいので、私たちのほうも安全審査等をいたしますときに、最小限にすることと。したがいまして、私たちは大体ICRPの十分の一以下の基準をとっております。実際に捨てる場合には、またその十分の一以下というのが大体の実施過程になっております。捨てないようにする、そういうことにいたしまして、できる限り出ないようにするという方向で進めております。
事業団が設立されました当時は、建造費約三十六億円という考え方でまいりました。しかも、それは海洋観測船という考え方でございます。ところが、その後、それをいよいよ始めますというときになりまして、先ほど先生おっしゃいました建造費の上昇がございまして、そこで、原子力委員会でも、それを検討したわけでございますが、その当時になりまして、アメリカのサバンナ号、これが運航が始まりました。それから「オットー・ハーン」の建設等が考えられておりました。そっちのほうを考えておりましたところ、やはり船型も海洋観測船よりは、特殊貨物船、訓練船という形のほうがいいのではないか、経済的理由もそこに入ってまいりますが、そういう考え方で組みかえました。その組みかえによ
昭和四十年の八月に懇談会が設置されまして、四十一年の七月に検討結果が出たわけでございます。
当初三十六億円でいよいよやろうということで、造船関係の大手七社等と相談に入ったわけでございますが、それがなかなかうまくまとまりませんで、そのときに最後に、四十年の六月ごろに、結果的に、だんだん検討しておりましたところが、六十億円という数字が出てまいりました。これではどうにもならないということで、懇談会に移ったわけでございます。いま先生おっしゃいました最初の一年間はそういう経過があったわけでございます。
ただいま申し上げましたように、最初の計画では海洋観測船で六十億というのが出たわけでございます。最後の検討して特殊貨物船にしたのは五十六億円でございます。それで、しかも、海洋観測船の場合は六千トンのもので、今度の特殊貨物船になりまして八千三百トンになっております。そこのところで船価は安くなったという考え方は出ると思います。