次にこまかいことは何ですが、文部省の御方針だけ承つておきたいと思います。文化財の保護の問題でありますが、戦争後御承知の通り神社、仏閣の財産が取上げられてしまうとか、あるいは信徒を置いちやいかぬとか、特定の門徒を置いちやいかぬとか、進駐軍がかつてな変なことを言い出して、日本の宗教画にタツチいたししまして、今日の神社、仏閣というものは非常に悲惨な状態にあるのであります。日本の文化財はいろいろあります。けれども主として日本の古代の文化が神社、仏閣に多いことは認めなければならぬと思うのであります。この文化財は、今日は非常に散乱することもありませんが、調弁ができない。ことに不動産である堂宇、社殿というものの非常にりつぱなものがありながら、これ
