昨年の推定生産費の織り込み労賃を逆に出してまいりますと、沖繩では一日当たり千九百四十円、鹿児島では千九百二十三円ということになっております。
昨年の推定生産費の織り込み労賃を逆に出してまいりますと、沖繩では一日当たり千九百四十円、鹿児島では千九百二十三円ということになっております。
政府がいままできめております価格というものは、農業パリティに基づきます価格が一つと、推定生産費に基づく価格が一つございますが、これは、おそらく、農家が購入するものと販売するものと、それのついてのコストの要素がいろいろ変わってくるから、それらを反映するようにきめていくという過去の価格から見てくる見方と、それから、生産費に現実にかかっておる直近時点の価格を延ばして推計をしていくという、その両方のやり方を併用しながら現実に合わせていこうという考え方であろうかというふうに思います。 それで、いま御指摘のような問題につきましては、最近の沖繩の労賃の値上がりが非常に激しく、それに伴って、いわゆる統計でとっております農村の雇用労賃の値上がりも
数字の問題でございますからひとつ御理解をいただきたいと思うのですが、ただいま統計情報部でお答えいたしました数字は三千七百五十円というのは、いわゆる九月の物賃の調査から出てくる数字でございます。われわれが生産費を推計いたしますのに、収量変動あるいは生産性の問題がいろいろございますから、過去三年の生産費をとりまして、それにいろいろと指数の伸びを見まして計算をいたしております。ただいまのところそのこと自身について変更を加えるというつもりはございませんが、先生の御指摘の賃金といいますか、賃金水準が非常に上がっておるということにつきましては、一生産費のほうの推定をする場合に、農作業期間中をとってまいる。パリティもそうでございますが、三月から十
これもたいへん申しわけないのですが、例のブリックスの見方と、それから歩どまりの見方につきまして若干の調整を要する問題がございます。したがいまして、数字的にただいまはっきりしたことを申し上げられませんが、いずれにいたしましても、いまの労賃の問題、それから運搬費の問題、それから金利の問題、そういう問題が従前と著しく異なっておるというようにわれわれ承知いたしております。その点についての調整をただいま行なっておるところで、いずれにいたしましても、われわれといたしましては、やはり、実費は実費としてはっきり見ていく、合理化は合理化として考えていただくという方向で加工経費の算定も適正に行ないたいというつもりでございます。
もう一つ申し上げますと、原料費といまの加工経費を足したもので事業団買い入れを行なうわけです。それとてん菜の価格とどうなるかという問題もございます。それで、われわれもそういう原料価格を早くきめてほしかったのですが、政府部内での調整が、そこのところがかえって問題になりましてなかなかつかないということで、したがいまして、加工経費にしわ寄せるというつもりも毛頭ございませんけれども、加工経費の見方につきましても、歩どまりがどうもことしはよくないというふうにわれわれも判断をいたしておるわけでございます。よくなければよくないだけにまたいろいろ議論がございまして、そういう点につきまして、ただいまのところ調整がついておりません。
あとの御質問のほうに関連して、先にそちらからお答えいたしますけれども、これだけの砂糖の世界的な需給の環境にある中で、われわれとしては一トンでもよけいにつくってもらいたい、また、いただきたい、また、それだけの生産意欲を起こしたいという気持ちに変わりはございません。したがいまして、沖繩と北海道の事情は違いますし、また、南西諸島も違いますが、しかし、沖繩のサトウキビにつきましては、沖繩のほうが鹿児島の倍ぐらいの生産をあげておるということも事実でございます。また、昨年の一万円の声を聞いたということによりまして相当な改植が始まり出したということも事実でございます。この機運をさらに継続して盛り上げていくということを基本的に考えてまいりたいと思い
沖繩の特殊事情、現在の事情等と、また、先生の御指摘の点を念頭に置いて価格決定をしてまいりたいと思っております。
沖繩を中心にしますサトウキビの生産の現状につきましては、まだまだこれから大いにやらなければならないことがたくさんあるというふうに私どもは思っておりますし、おそらく農民の方々もそう思っておられると思います。 確かに、御指摘のように、われわれ価格計算をする面から見ましても、鹿児島の南西諸島のほうが歩どまりが高いというような、むしろ沖繩のほうが適地なのに、という単純な疑問が出ます。そういうことがいけないということではなしに、それが現実の問題であることはわれわれも十分承知をいたしておるわけでございまして、そこで、基本的には、生産当局担当課長が参っておりますが、私からお答えいたしますと、基盤整備をして機械化をはかっていくこと。品種の改良も
御指摘の問題につきましては、非常にむずかしい問題だと思っております。確かに、二百八十七円ベースの価格が国際的に見てどうかという問題につきましては、私も非常に頭の痛い話であることは御指摘のとおりでございますが、さりとて、この考え方は、国際糖価がウナギ登りに非常に暴騰をしている中で、ほうっておきますとえてして先取り的な相場が出てまいります。相場がそういう形で順次形成をされてきますと、早く買ったほうが得だということに相なってしまうわけでございます。輪をかけて上昇をする。一々の取引につきまして、われわれそれを押える手だては持っておりません。そういう観点から、ともかく、現実に入ってきているコストから見てどうかということを常に業界から報告を求め
この法律の規定はそのとおりになっておりますが、北海道ではバレイショの価格が競合農作物ということで、実際の政府の算定にもよく使っております。ただ、サトウキビの場合に競合すべきものということになりますと、ある意味では株出しを伴うようなものでありまして、毎年作付を行なうというようなことではないという意味で、現在までのところ、競合作物についての算定につきましては、一応公式なものはございません。
沖繩の方々が米に比すべきものだということをよく言われます。われわれも、沖繩の農業の中で占めるサトウキビの販売額等から見まして、確かに沖繩における基幹作物であることは率直に認めてよろしいと思います。しかし、米と算定方式を一にするかどうかということになりますと、これは著しく生産事情が異なるのではないかというふうに私どもは考えております。かつての占領時代に本島あたりで私も見ましたけれども、沖繩で米作がサトウキビにかわってきているという経過的な事情があることはもちろんそのとおりのようでございますけれども、全体の米の扱いとサトウキビの位置づけというものは、先ほど私が申し上げましたように、今後大いに基盤整備をやり、機械化をやり、まだまだ生産力を
御指摘のように、現在の砂糖の価格安定等に関する法律によりますと、「農業パリティ指数に基づき算出される価格を基準とし、」ということではっきり書いてございますので、米と同じような算定方式を直ちに採用するわけにはいかないということだろうと思います。 それから、それについていまの米並みのやり方をとるかどうかということを参酌することは、私ども、少なくとも法文の規定上は可能ではなかろうかとは思いますけれども、ただ、先ほど申しましたように、やはり、農業の実態というものからこれらの問題は考えていかなければいけないのではないかという観点からいたしますと、当面御議論をいただいておりますサトウキビにつきまして生産費所得補償方式をとる必要があるというふ
先ほど御答弁申し上げましたように、現在の法律がパリティ価格ということを基準にして考えろということをいっておりますから、もしかりに米と同じような算定を行なうとすれば法律改正を必要とする。そういう前提でものを考えますれば、いまの御答申の趣旨は先生御指摘のとおりだろうというふうに思います。
法律の規定に従いまして、農業パリティ価格あるいは推定生産費というものを勘案してきめていくという考え方でわれわれは対処をいたしたいと思いますけれども、推定生産費あるいはその他の考え方といたしまして、今回の価格決定あるいは前回も、というか、今回の価格決定にあたりましては、先ほどいろいろ御質疑がございましたように、あるいは統計情報部からも御答弁申し上げましたように、沖繩におきます労働事情というものが賃金に非常にはね返ってまいっておりまして、これとサトウキビの収穫労働というものは確かに競合する時期でもあるし、その水準というものは適正に定めませんとサトウキビの生産意欲はわかないということは、私ども率直に認めざるを得ないと思います。したがいまし
最近行なわれました甘味資源審議会の御答申は九月の十日でございますが、九月の十日の線で価格決定を適切な水準にきめてまいりたいというふうに私どもは考えておるわけでございます。
これは農林省全般にわたる問題でございまして、砂糖の価格、あるいは農安法、あるいは大豆の関係、あるいは小麦の関係等、その他各種の法律がございます。それにつきまして、むしろ統一的に、たとえば反当収益あるいは労働報酬のいずれを基準に考えるかという問題がいろいろございます。それから、むしろそういうように政府が直接介入しない、たとえば野菜のような基金制度もございます。これら全体の農産物の価格体系ということになるわけでございまして、その価格の体系の中での価格算定の方式ということに相なるかと存じます。若干時日をかしていただきませんと全体の答えが出てこない。したがいまして、甘味資源審議会での御意見の甘味資源に関します算定方式につきましても、直ちにそ
確かに御指摘のような状況に入っておりまして、たとえて言いますと、ECも三百万トンの増産を決定して、相当な助成金も考えるというような事態でございまして、私どもも、当然、先生の御指摘の考え方のように、国民経済的にも、消費者のためにも、農民のためにも、先ほど申しましたように、ともかく一トンでもよけいに増産をすべきものだというふうに考えておるわけでございます。
サトウキビの価格の問題につきましては、鹿児島と沖繩から非常に御熱心な御要請が農林省にもしばしば行なわれております。大臣以下、私ども、皆さまの御要望をよく承っておるわけでございますが、まあ、そういうことはそれといたしましても、いまの砂糖生産というものが国際的に日本でも非常に立ちおくれているということと、それから、いまの国際糖価というものが異常であるにいたしましても、かつてのような低迷をした砂糖相場は再び来ないのではないかという、そういう認識を持ちます場合には、北海道のビートとともに鹿児島、沖繩のサトウキビの生産を合理化しながらもっと増産をはかっていくということがやはり基本的に必要だという認識を私どもは持っておるわけでございます。その場
前段の四月の建議の生産費所得補償方式につきましては、先ほども御答弁いたしましたけれども、価格算定にあたりましてとるべき諸要素が毎年異なってきておるという経過がございます。そういうことを考えますと、そういう技術的な問題が一つと、それからもう一つは、もしかりに適正に算出されるといたしましても、現実に価格がなかなかそういうふうにならないということがある。そういたしますと、ある特定の作物がもし有利にきめられたということになりますと、その作物から他への転作というものが行なわれない。逆に簡単に申しますと、そこで固定化されてしまうということで、マイナス面がございます。それは不足払いを行なおうと何をしようと同じことでございます。そういうことで、終局
先生の御指摘のように、基盤整備を充実いたしまして、十分やりまして機械が入れるようにする、機械が入れるようになれば沖繩のサトウキビの生産性も相当高まってくる、と同時に品種改良等をやりまして歩どまりも上げていくというようなことによりまして、今度は外のメーカーのほうにも相当な余裕が出てくる、また、それが農村に返ってくる、と、こういう構図をわれわれは描いているわけです。その場合に、いま直ちにそういう方式をとるということにつきましては、先ほどるる申し上げましたようにいろいろな問題がございます。したがいまして、端的に申し上げますと、現在の法律あるいは農業パリティというものが決して悪いものではないというふうに私どもは思っております。生産費所得補償