初めに為替の問題でございますが、本朝は二百四十九円三十銭で寄りつきました後、ヤマニ・サウジアラビア石油相の発言等もございまして、十時過ぎでは二百四十七円九十五銭ぐらいのところに上がってまいっております。いずれにいたしましても、円安がずっと続いておるわけでございまして、そのことがいろいろな面に問題を投げかけておるわけでございますが、円安の基本的な背景といたしましては、この四カ月ばかり経常収支の赤字が毎月十億ドルを超えておるといったような状態、それと資本の流出が最近大きくなっておりまして、特に十月では二十四億ドルといったような巨額に達しましたようなこと、こういうことがどうしても為替に響くわけでございます。そのほかに、どうも日本は石油に弱
