わが党に対する信望は衰えずと強弁を張られて、吉田さんが一人考えておられても、お気の毒にも来年の一月までです。それから後のことを聞いているのでありまして、日本の国は吉田さんの生命とは関係なしに、別にあるのです。国の方はずいぶん長いのです。これは非常にお気の毒なんですが、あなたよりか私の方が、このままで行きますと、長く生きるのですから、そのときの責任からも、未来人として私はあなたに対して聞いているのです。おそらく次の選挙、次の選挙と重ねて自由党の多数が破れたとき——これは議会政治の常則であつて、日本の憲政史をひもどいてみれば、過半数を占めた党が次の選挙に勝つた例が少いのであります。だからその場合における議会勢力の構成によつては、講和条約
