大蔵大臣、あれで御答弁ですか。あれで御答弁になるのですか。一億五千万ドルの黒字、これからあなたの方ではいろいろ長期の融資をしてもらう、借款してもらうのだ、こう言っておる。だから、どの程度、どこからするのですかと聞いておる。もっとはっきり言って下さい。
大蔵大臣、あれで御答弁ですか。あれで御答弁になるのですか。一億五千万ドルの黒字、これからあなたの方ではいろいろ長期の融資をしてもらう、借款してもらうのだ、こう言っておる。だから、どの程度、どこからするのですかと聞いておる。もっとはっきり言って下さい。
実は大蔵大臣に三十七年度の予算の規模についてもお尋ねしたいのですが、どうしても通産大臣に一つ聞いておかなければならないことがありますから、先にそれを聞いておきたいと思います。私は通産省に、この間日本に来られましたIMFの為替制限局長にあなたの方から出したいわゆる自由化計画――いいですか、時間がないから私読みますから、三十八年度に完全自由化した場合の影響というものについていろいろ伝わっているから、一ついろいろ誤解を解くためにもぜひ出してもらいたい、こう言ったら、あなたの方の省では委員長を通じて私に何と言ってきたかというと、これは外交上の機密文書だから出せません、こうなった。事実そうなんですか、答弁して下さい。
お出しいただかないで非常に残念で、かえってそのためにあなたの方は誤解を招くと思うのです。これはもちろん新聞発表ですよ、当時の。三十八年度に完全自由化した場合の影響として、一つは機械化部門、二番目は火力発電機の輸入増加額、三番目は電子機器、四番目は工作機械、五番目はエネルギー関係、そこでこういうように言っているのです。これが完全に自由化した場合、三十八年度には年間の輸入増加額は十億ドルふえて、そうして失業者は二十万人発生する。細部にわたってこう出ているから、私はこういう問題については、もっとはっきりしておいた方がいいのではないか。だから、できるならば出していただいて、これが間違いなら間違いだ、そういう点を明らかにした方がいいと思って、
なかなか今の通産大臣の御答弁、重大だと思うのです。新聞でいろいろ発表になっている数字は、幾分間違っているところがあると思います、そして来年の九月三十日までには九〇%の自由化、それが残された一〇%についてさらに一〇〇%自由化が行なわれれば、失業者の数は別にして、年間十億ドルの輸入増については、大体あなたは肯定された。実はこの問題、もっと時間をかげてやりたいと思ったのですが、今ここに私は資料を持っているのです。何の部門についてはどれだけふえて、どれだけ失業者が出るかということは持っているのだが、大体においてあなたは今お認めになった、完全一〇〇%の自由化の場合は。幾分か間違いがあるということですね。そうですね。その点、大事なんです。幾分と
今通産大臣のお答えで、この数字はあまり誇大なものではない、一〇〇%自由化された場合。そういう意味で幾分か、数字について二、三の疑義があって――ほんとうはこれを私の方で読めばいいのだが、時間がないので、委員長、あとでこの数字は速記の方に回しまして、全部速記に載せていただきたいのですが……。
そこで、三十七年度の予算等についていろいろお尋ねをしたいのですが、予定の時間もだいぶたっておりますので、時間が残れば一番最後に、大蔵大臣に三十七年度予算の規模について御質問を申し上げてお答えをいただきたいと思うのですが、その間、ちょっとこの間河野委員から質問されました北方領土の問題について、総理大臣並びに外務大臣並びに河野農林大臣にお尋ねをしたいと思う点があるわけです。 そこで、私はまず第一番目に総理大臣にお話を申し上げたいと思いますのは、実はこの間海上保安庁に私の方で資料要求をしまして、戦後拿捕された船の数、あるいは人数、こういうものについて李ラインの関係、相手方韓国、北方海域の問題について詳細な資料を出していただいたのです。
今の総理大臣のお答え、遺憾千万なんです。これは一体総理大臣、遺憾千万だといってあなたがここでふんまんをぶちまけてそれで済むことでしょうか。あなたは今、さきの国会でいわゆる困っておる漁民についてどうこうというようなことを言ったが、あなたは勘違いしていませんか。あなたがさきの国会で出されて、今内閣委員会で審議をされている法律案は、国後、択捉、歯舞、色丹から引き掲げた漁民についてどうするかということなんです。根室近海でコンブ、カニかご、帆立その他のいろいろな漁業に従事している者が、全部が全部国後、択捉、歯舞、色丹からの引き揚げだなどとあなたがお考えになって、さきの国会に提案して、この国会で提案している北方地域からの引揚者に対する零細漁民に
今総理大臣、あなたの御答弁の中に、不法拿捕だ、遺憾ながら力の関係で仕方がないんだ、われわれの方が実力があれば断固はね返してやるんだ、今力がないから不法拿捕だががまんしているのだ、こういうこの北方海域における今日零細漁民の人々が、安全操業をできるようにしてもらいたいと願っているその零細漁民、国民の希望と、相手は不法なんだ、力が足りないから仕方がないんだ、やがて力があればやり直してやるのだ、こういう考え方というのは、総理大臣としては私は不適当だと思う。あなたは今、北方海域から引き揚げた者についてやれるじゃないか、相当措置をしたつもりだと言うが、あれは一体十億円の交付公債でしょう。年六千万円でしょう。年六千万円程度で何がやれるのですか。し
いや総理大臣、あなたが力が足りないからと言ったから私が言ったのです。あなたの考えを推測して言ったのです。 そこで、私はあなたにお尋ねをしたいのだが、今総理の私に対する答弁は、この問題を本質的に解決することとは違うのではないですか。今あなたはソビエトとの間に文化協定をやるんだ、ソビエトとの間にいわゆる通商条約を結ぶんだ、貿易拡大をやるんだ、そういうことを積み上げていく中でこの問題を解決をしようと言ったって、できるわけはないじゃないですか。一体この問題はどこが障害になっているのか。あなたはこういう根本的な解決に触れないで、先ほど言ったわずか年間六千万円足らずの金で引揚者に対してやれば事足りる、それでも足りなければもう少しやったらいい
総理大臣、今外務大臣は、この問題は人道問題として解決をしたい、そういうようにされておる。しかしこの問題は十二海里、三海里の問題ではないのです、そういう問題もありますが……。実際は三海里以内に入らなければならぬ。三海里以内どころではないのです。接岸しなければならない。そういう問題なんです。これがただ三海里、十二海里だけの問題ならば、いろいろ問題はございましょうが、日本でも言っている領海は三海里だという三海里以内に入らなければならぬ。三海里以内どころではなくて、接岸しなければならない。歯舞、色丹、国後、択捉は現にソ連が支配しておるのです。これは人道問題として解決をするとしても、基本的には領土問題が解決しなければ、この問題は解決しないでは
今の池田総理の話は一歩前進したのです。なぜ一歩前進したかというと、今まであなたのお話は、問題の本質をそらして派生的なことで解決しようとしている。だから私は先ほどから、領土問題について解決しない限り、この問題についてのいわゆる本質的な解決はできないのではないか、こう言っている。そこで今あなたから、安全操業の問題についてはやはり領土問題が解決することがその基本だということになったことは、少なくともこの委員会における、今私とあなたとわずか十五分かそこらしかまだしていないが、その十五分の中でもあなたの考えは一歩前進したのです。問題の本質に触れてきたのです。 そこで、これから私は河野農林大臣にお尋ねしたい。河野農林大臣に私がお尋ねしたいと
河野さん、あなた、会談の内容について言えないと言うが、ここで言われた方がいいんじゃないですか。その会談の内容について言っているじゃないですか。他の外部の者にあなたはいろいろと話をされて、なぜ国会で御答弁ができないのか。どうしてできないのですか。やはりこの問題は、池田内閣自体としても重大な問題なんです。池田内閣ばかりでなくて、日本国民全体としても重大な問題なんです。あの日ソの共同宣言のときに、なぜ平和条約の継続交渉について、この領土問題について入っていないのか。しかも鳩山さんが、ソ連側は歯舞、色丹を譲渡するということにしたから削りなさいということで、いろいろその間のいきさつは、言い合いはあったにしても、結果的には削っているではありませ
しかし、河野さん、それじゃあなたは御約束したことはないのですか。会談の内容は言えないと言うが、約束したことはないのですか。池田内閣がこの問題について、正規の外交交渉にまだ移していない。平和条約の交渉については、あなたがここで聞いているように、相手が返すという意向がはっきりしない限りやらぬと言っている。私はこういうやり方はおかしいと思う。池田内閣が平和条約締結に関して正常な外交交渉に乗せて、いよいよ領土問題が両国の代表の間で話し合いになったときに、この会談の内容について出ませんか。だから、そういう意味で、そういうことについてはなぜ言えないのですか。あなたが言わないとすれば言わないとするだけ、国民全体の疑惑が、河野さん、何かやってきたな
いや、それでは河野さん、一つ聞いて下さい。私は本来から言えば、あなたも御承知のように、あまり他の意見とか他のものとかを引用をしないで、できるだけ国会におけるそれぞれの委員会の会議録、これを忠実に引用して今まで聞いてきたのです。しかし、この点は非常に重大ですから、私はぜひあなたにお尋ねをしたいのです。 それは、ことしの六月二十六日に池田総理が渡米中に「朝日ジャーナル」の依頼で自民党の実力者の意見を聞くべく、その一人の河野一郎氏を東大の助教授の寺沢氏が実は訪問した。あなたばかりでなくて、たしか藤山さんも佐藤さんも実力者といわれる人々のところはみな行った。そのときに当然問題は、この日ソ共同宣言の中になぜ一体国後、択捉についての領土問題
河野さん、東大の助教授の寺沢君と会ってのこの内容は間違いないですね。その点が一つと、もう一つその次に、何べんもお立ちいただくのもあれですから、次にお答えいただきたいのは、あなたはたびたびの漁業交渉の中で、この安全操業の問題は領土問題とは関係がない、必ずやれるんだ、こう言うならば、今度あなたは幸い農林大臣になられて、その職責からいえば、来年の漁業交渉についてはあなた自身が固辞をされない限り、私は当然日ソの漁業交渉についての全権としておやりになるべきだと思うが、それならば、今あなたがお話をされた、領土問題とは切り離してこの問題が解決できるんだ、こう言うならば、その具体的な方策について一つお話をしていただきたい。二つです。
それでは河野農林大臣のお話では、今の国際的な緊張の中では、あなたが全権としておいでになられても、安全操業については何ら根本的な解決はできない、こういうように御答弁になったが、それでよろしゅうございますか、もう一ぺん一つ。この問題は、零細な漁民ばかりでなしに、全国漁民が非常に期待をしておるのですから。
今の河野農林大臣のお話で、安全操業の問題については根本的な解決はできない、こういうお話です。私は、池田内閣の存する限りこの問題については本質的な解決はできないと思う。 そこで私は総理にお尋ねをしたい。この間、私は河野委員の質問に関連をしてあなたにお尋ねをしましたので、わずか一つだけ、当時のサンフランシスコ平和条約に関する――あなたは当時全権です。そこで西村条約局長の国会における答弁を引用してお話をしたわけです。そこで私は今までずっと、あなたばかりでなしに、吉田総理のサンフランシスコ会議における全権としての演説、その後のアメリカ側からのいろいろな回答、覚書、あるいは歴史的なそれらの事実、こういうものを詳細に検討したのですが、あなた
外務大臣、重ねてこの点お尋ねしますけれども、今あなたはカイロ宣言のことを言いましたね。では私もカイロ宣言の文について持っていますからお尋ねします。カイロ宣言には「右同盟国ノ目的ハ日本国ヨリ千九百十四年ノ第一次世界戦争ノ開始以後ニ於テ日本国ガ奪取シ又ハ占領シタル太平洋ニ於ケル一切ノ島嶼ヲ剥奪スルコト並ニ満州、台湾及澎湖島ノ如キ日本国ガ清国人ヨリ盗取シタル一切ノ地域ヲ中華民国ニ返還スルコトニ在リ日本国ハ又暴力及貪欲ニ依リ日本国が略取シタル他ノ一切ノ地域ヨリ駆逐セラルベシ」南樺太、千島列島はこのカイロ宣言のどこに適当するのですか。どこなんですか。
今あなたはカイロ宣言を引用されたでしょう。だから私はカイロ宣言のどこに入っているのですかと聞いた。なるほどポツダム宣言はカイロ宣言を受けていますよ。しかしカイロ宣言には明確に「千九百十四年ノ第一次世界戦争ノ開始以後ニ於テ」云々、二番目には満州、台湾、澎湖島は日本が清国から盗取したのだ、盗んで取ったものだ、その次は「暴力及貪欲ニ依り日本国が略取シタル他ノ一切ノ地域ヨリ駆逐セラルベシ」これがカイロ宣言です。南樺太と千島列島はこのうちのどれに当たるのですかと聞いている。ポツダム宣言はカイロ宣言を受けていることは私も百も承知していますよ。しかし、これはカイロ宣言のどこにあるのですか。
外務大臣、今のあなたの御答弁はちょっとおかしいですよ。なるほど吉田全権の当日の演説内容を私も今ここに持っておりますから私は申し上げます。しかし今私が聞いているのは、南樺太と千島列島が一体カイロ宣言のどこなんですかと聞いている。それを聞いているんですよ、外務大臣。だからあなたが、日本がこの千島列島並びに南樺太を放棄したのは、カイロ宣言にいう、日本国は暴力及び貪欲によって取ったのだと、こうわれわれはカイロ宣言でうたわれて、それをポツダム宣言でわれわれは受諾をしたから、このカイロ宣言のこの条項をわれわれは承認をしたのだ。だからこれは放棄したのだと、こういう御答弁ですか。吉田さんが何を言おうと――吉田さんのお話も申し上げるが、これは論理的に