そういう構想で——あなたの口から言ってください、四十六年の終わりなら終わりと。
そういう構想で——あなたの口から言ってください、四十六年の終わりなら終わりと。
そこで、私はあなたにきょう聞きたいのは、財政的な問題を主として聞きたい。きょうはあなたに、やれミサイルホークがどうとか、ナイキハーキュリーズがどうとかなんとかいうことではなくて、財政的な問題を聞いていきたい。あとで大蔵大臣にも財政的な問題をあわせて聞きたい。 そこで、あなたは、私の記憶に間違いなければ、最終年度昭和四十六年度には防衛費は国民総所得の二%にしたいと言っておられたと思うのです。二・五%ではなくて、二%だと思うのですが、この点、ひとつここで明らかにしてもらいたい。
藤山さんに一つお尋ねしたいのです。藤山さん、これから来年の経済ですね、国民総所得の実質的な伸びは、きのう何か、七%ないし八%だ、こう言われていた。そうすると、名目的な伸びは何ぼになるのでしょうか。一〇%ないし一一%ぐらいでいくのでしょうか。その試算でいくと、四十六年の国民総所得は幾らになるでしょうか。 もしも藤山さんが、どうもそれは、おれはそう簡単に計算ができないというならば、経済企画庁というものは数字の専門家がいるのだから、それぐらいの数字の計算をしていないわけがないのだから、出てきてひとつ答えてもらいたい。
いや藤山さん、あなたきのうでしたか、四十一年の伸びは七%ないし八%でいきたいと言ったでしょう。大体それはずっと維持していきたいのでしょう。
それでは大蔵大臣。
来年が七%ないし八%の実質の伸びでいくということになると——その前に藤山さん、しかしあなたのほうの中期経済計画というのはあのままなのですか。手直ししたのでしょう。総理、いま苦笑いをしているけれども、あとで聞きます。あれは手直しをなすったでしょう。手直ししてなければ大問題ですよ。二・五%ずつの物価の上昇なんだし、四十三年までは絶対に公債は発行しないのだから。手直しなすったでしょう。あるいは手直しなさろうとしているのか、その点、一体中期経済計画はどういうことになっているのか。
藤山さんらしくないですね。あなた、何をおっしゃるのですか。中期経済計画についてはまだいろいろなファクターが変わってくると思うので、いまは手直しする段階で風ないと言ってみたって、もう、まず総理から手直ししてしまったのだから。総理が手直ししたのですよ。四十三年までは公債発行はしないというものを、四十三年どころじゃない、来年、もういま公債発行するのだから。物価については二・五%というのは、そうじゃないのでしょう。来年の物価については、あなたじゃなかったですか、五・五%上がると言ったのは。もう上がってきているじゃないですか。中期経済計画はいろいろな要素があってまだ変わるんだというのに、全然作業してないのですか。それじゃ怠慢じゃありませんか。
じゃ主計局長、あなたのほうで、いま大蔵大臣は、来年の国民総所得の伸びは七%ないし八%だと言うが、そうすると、大体来年は名目は一〇%ないし一一%ですか。七%として——どっちをとるのですかね、八%にすれば一一くらいをとるのですか。大体その場合にどれだけになるのですか。
大蔵大臣、あなたとしては大蔵大臣を長くおやりになり、やるお気持ちがおありなのでしょう、不況を打開しようというのだから。来年は七%ないし八%、その水準はずっと維持していきたいということでしょうね。それから下げていくのですか。それから上げても、横ばいにいっても、下げるということはしないのでしょうね。それはどうなのですか。
そうすると、松野防衛庁長官、昭和四十六年度が、いま主計局長が言ったように五十兆ですね。大体私どもの計算でも、名目一〇%の伸びで五十兆三千九百億くらい、一一%でいけば五十二兆くらいになる。そうすると、二%でいきますと一兆円になるのですよ。そうすると、来年、昭和四十一年から始まるこの防衛計画というものはばく大なものになるのですが、一体総額どれくらいなものを一応頭の中に入れていらっしゃるのですか。
そうすると、最終年度一兆を目標にしていけば、来年度から始まる第三次防衛計画の総体は大体どれくらいになりますか。
あなたが、国民総所得の二%、最終年度には一兆円ということになれば、昭和四十一年から始まる六年計画でいくとすれば、大体私たちの概算では四兆円ぐらいになるのじゃないか。第二次防衛計画というのは、大体一兆一千五百億か一兆一千八百億だ。それが第三次防衛計画というのは約四兆円になる。だから、先ほど私が大蔵大臣に指摘をしましたように、いみじくも昭和六年九月十八日ですか、満州事変に突入して本格的な戦争になっていった。そして、昭和七年の秋から本格的な赤字公債が出てきた。ちょうど来年は、いま松野長官が言われたように、二五%で押えているから、まあ三千五百億円程度だろう。しかし四十二年度から飛躍的ないわゆる防衛費になってくる。そうすると、どんなに大蔵大臣
長官に二つ聞きますが、一つは、F86Fを戦闘爆撃機にしましたね。これは一体何を爆撃するのでしょうかね。いままでは飛んでくるやつを空中で要撃をするということだったのが、今度F86Fを戦闘爆撃機としてがんとやっつけるというのだけれども、何をやっつけるのですかね。いや、ここは問題なんです。一つの問題点だから聞いておきます。木村篤太郎さんは、前の長官時代に、爆撃機はいまの憲法のもとでは持てないと、こう答弁していますから、その点を念頭に置いて答弁してください。
これは、いまあれですか、四飛行隊を持っているわけですね。四つですね。それから次に、東京周辺にナイキアジャックスというのがありますね。あれはマッハ二以上の爆撃機には役に立たないですね。あれはどこの飛行機をあてにして考えているか知らぬけれども、いま大体爆撃機を持って遠くへ飛んで行こうなんというのは、マッハ二以上の爆撃機がだんだん出てきた。そうすると、ナイキアジャックスを持ったけれども、マッハ二以上の爆撃機に役に立たない。役に立たないものを持っていてどうするんでしょうかね。マッハ二以上には役に立たないことは明らかだ。明らかなんですよ。
総理、いまお聞きのとおり、せっかくばく大な金を用意してそろえたナイキアジャックスは、マッハ二以上の爆撃機には有効かどうかということも明らかでない。そこで、あなたに一つ聞いておきたいのだが、制服の連中は、沖縄に持っている核弾頭つきのナイキハーキュリーズを持ちたい。大体発射機ランチャーはナイキハーキュリーズなんだから……。この点は絶対持たないですね。第三次防衛計画で絶対持たないですね。この点だけは明らかにしてもらいたい。
いや、私が聞いておるのは、核弾頭つきのナイキハーキュリーズを聞いておる。それを持つか持たないかは第三次防衛計画の一つの重要な課題なんだから、この点をここではっきりしてもらいたい。ほかのことを聞いておるのではないのです。
防衛問題はもっといろいろお尋ねしたいのですが、また休会明けになりましたら、あらためてたくさん聞きたい。 今度の予算に、日韓の経済協力の費用が十八億入っていますね。この点を中心にしてこれからお尋ねをしたいと思います。 ここに、大蔵大臣の説明書です。第七、日韓国交正常化関係費とございまして、韓国との無償経済協力に要する経費として十八億円を見込んでおる。実は私は前もって一応説明は聞いていますが、しかし、これはこの間の国会で非常に問題になっている点ですから、一応本委員会で明らかにしてもらいたいと思うのです。 まず、この十八億円の経費はどういう算定の根拠で組んだのか、その内訳はどうなっているのか、その点についてお尋ねします。
この間の話によりますと、十二月十八日には、ことしの四百五十万ドルについては返すことはできないから、無償供与の中から差し引いてもらいたいという口上書が来ているのでしょう。来ているのですね。その点、はっきりしてください。本年度分の四百五十七万ドルですか、返せないから差し引いてもらいたい……。
要請といって、口上書で取りかわしたのですか、どうなんですか。
その十八億円については何に使うのですか。この十八億円については、無償供与ですから、両国政府の実施計画が合意に達しなければ、これは使えないんですね。