では総理、あなたは二月八日、石橋君の質問にこの場所で、予算委員会の総括質問で答えて、吉田書簡は政府を拘束する、こう言ったのです。あなたは言ったのです。石橋君がおるから、何だったら石橋君に関連してもらっていい。あなたはここで、いま通産大臣から拘束されないと言ったのだから、はっきりしてもらいたい。三木通産大臣のお答えに同意なら同意だと言ってもらいたい。これは非常に大事なことなのだから。あなたははっきりしてもらいたい。
では総理、あなたは二月八日、石橋君の質問にこの場所で、予算委員会の総括質問で答えて、吉田書簡は政府を拘束する、こう言ったのです。あなたは言ったのです。石橋君がおるから、何だったら石橋君に関連してもらっていい。あなたはここで、いま通産大臣から拘束されないと言ったのだから、はっきりしてもらいたい。三木通産大臣のお答えに同意なら同意だと言ってもらいたい。これは非常に大事なことなのだから。あなたははっきりしてもらいたい。
何ですか、その道義的に拘束されるというのは何ですか。やはり結果は拘束じゃないですか。何ですか、道義的にというのは。拘束されるかされないかということを私は聞いているのです。これは大事なことなのですよ。大事なことだから聞いているのです。だから拘束するのですね。通産大臣はいま拘束されないと言った。あなたは拘束すると言った。(「条約でない」と呼ぶ者あり)知っていますよ、そんなことは。条約でないことも知っていますよ。拘束するかしないかを聞いている。答弁してください。
それで、あなたは拘束するですね。いまあなたは拘束する、それは間違いないと言っている。通産大臣は拘束しないと言っている。一体こんなことであなた質問が続けられますか。(「じゃよせ」と呼ぶ者あり)何だ、よせとは一体。(「速記録を見ている」と呼び、その他発言する者あり)見られたらいいでしょう。あなたはそう言っている。(「いいよ」と呼ぶ者あり)よくないですよ、あなた。だめです、こういうことを。これは大事な問題なんですから。あなたのほうの党内だって、半分以上心配していますよ。――委員長、ちょっと待ってください。いま私がお待ちをしているのは、この問題は、先ほど総理から、中華人民共和国の中国は一つだ、台湾の国民政府も中国は一つだ、しかし、台湾の国民
そこですよ。そこを聞きたい。いまの総理の御答弁で、総理は長々と、さきの二月八日の予算委員会の会議録の、石橋君の質問の一九ページの上段のところを読んだわけです。しかし、総理が一番大事におっしゃっているのは、一八ページの後段の一番末尾のところに、「私はやはり拘束されるものだ、かように考えております。」、こう言っている。道義的も何もないですよ。そんなこと書いてない。通産大臣は、拘束されない。総理大臣は、拘束される。これは一体どういうのですか。これは一体総理大臣どうなんですか。通産大臣は、いま、あなたのあとですよ、半年たった八月二日に、商工委員会でおやりになり、いまあらためてここで私の質問に答えて、拘束されないと言った。あなたはまた重ねて…
あたりまえのことならとは何ですか。
私が質問しているのに、あたりまえのことなら聞かなくてもいいとは何ですか。
総理、私はきょうは総理とじっくりひとつこの日韓条約についての基本的な考え方を時間をかけてお話をしたいと思って、だから、私は日中問題についてもお尋ねをしている。いまあなたは何とおっしゃったのです。あたりまえのことなら聞かなくてもいいと言う。一体何です、そういうことは。あたりまえのことなら聞かなくてもいいなんという失礼なことは、一体何ですか。それはあなたがやじに応答なさるならば、それは別だけれども、いまあなたは私に答えている、そのことだけは慎んでもらいたい。 そこで、私はあなたにお尋ねするのだが、結局この全文は何をおっしゃっているのですか。あなたはこの全文は何をおっしゃりたいのですか。拘束されるということを言うのですか。拘束されない
それでは、三月八日、予算委員会で、また、いま私の質問に関連をして立たれた石橋君の質問に重ねて答弁をして、吉田書簡には拘束される。ところが、その後、六月の四日ですか五日に内閣改造をした。当時は、あなたが答弁したときは、三木通産大臣はあなたの総裁のもとに幹事長であった。それが今度は内閣改造で通産大臣になり、あなたの閣僚になり、八月二日の衆議院の商工委員会において板川委員の質問に答えて、吉田書簡には拘束されない。そればかりではない。いまここで言ったばかりだ。一体私たちは、もちろん総理にもお尋ねをします。しかし、担当の国務大臣もいるのだから、担当の国務大臣にもものを聞いているのだ。その担当の国務大臣は吉田書簡には拘束されないと言っている。あ
通産大臣、私はヨコミツでなしに、ヨコミチですから……。(笑声)三木さん、あなたはいま回りくどいことを言ったけれども、最終的には拘束力がないということを言ったのですよ。あなたは、私が複雑なことを言っていると言うが、イエスかノーかが何が複雑なんです。こんな簡単なことありますか。拘束力があるかないかと聞いているのです。あなたはいまないと言ったじゃないですか。その点だけ言ってもらいたい。その点だけもう一ぺん、私はそう聞いている。拘束力があるかないかということを聞いている。よけいなことを聞いているんじゃないのです。
三木さん、あなたは回りくどいことを言っているが、私は単純に聞いているのです。単純に聞いているのですよ。あなたは拘束力はいまないと言っている。拘束力はない。いま石橋君も言ったように、われわれも言ったように、条約でも協定でもないのだから、これは拘束力はないんですよ。ないんですよ。その点だけははっきりしてもらいたい。拘束力ないといえばないでいいんだ。あとのことは聞いていないんだ。あなたに聞いているのは、そのことを聞いている。
三木さん、それじゃ法的な拘束力はない、何があるんだ、何があるんですか、何があるんだね。
総理大臣、あなたは事情はわからぬと言う。わかる人がここにいる。――いなくなった。いまここに、まん中に一人いたんだが、これが始まったらいなくなったんだ。だから、この人に聞いてみなければわからぬが、総理、外務大臣に聞けば、私は事務の引き継ぎはされていないからわからぬと言う。総理大臣に聞けば、私も当時のいきさつは知らないと言う。あなたはいまそう言った。当時のいきさつは知らない、私は何にも知らない、いまあなたはそう言ったばかりだ。何か訂正なさいますか。当時の事情は知らぬと言っているじゃないか。当時の事情を知らない者が、何で拘束されるということを言っておるのですか。知っているのですか。知っているなら知っていると言えばいい。
それでは、総理大臣にお尋ねします。 詳細を知らないけれども概要を知っているというのだから、概要を明らかにしてもらいたい。どういうことになっておるのです。
いまの総理大臣のことばは何ですか。想像される。先ほどは詳細は知らない。私はあなたが知らないと言うから聞いたら、私は詳細は知らない。それなら概要は知っているかと聞いたら、私は概要を知っているからお答えすると言った。いまあなたが言ったのは、概要ではなくて想像だと言う。想像と知っていることとは違いますよ、総理大臣。そんなことで国民がわかりますか。それはほんとうに困ったものですよ。
通産大臣、私は重ねてあなたに聞いておきますよ。委員会の質問なり答弁というのは、われわれ国会議員としてはお互いに責任があり、大臣としても責任があるのです。あなたは、八月二日、商工委員会で板川君の質問に答えて、こう言っているんですよ。「吉田書簡、吉田書簡と、こう言い、中国側も言いますけれども、しかし、個人の書簡がずっと政府の政策を拘束するということは考えられないことで、吉田書簡をいまごろ持ち出して、これはどうのこうのとあまり言わないほうがいい。われわれもそれに拘束を受けないで考える。」はっきり言っておるんだ、あなたは。当時の商工委員の板川君がおる。あなたはこういう大事なことを言っている。だから、あなたのそのときの商工委員会での答弁は新聞
いまの問題について私から一言だけ申し上げておきます。いまの通産大臣の御答弁、政府の統一見解は、吉田書簡は両国間の取りきめのようなものではないが、吉田書簡が出たという当時の経緯を無視するわけにはいかない。だから拘束されているということになる。自主的判断する場合には、このいきさつ等も判断の材料になることは当然であると考えている。この文章からすれば、当然私はこの問題は拘束されるということになって、これは通産大臣が去る八月二日商工委員会で答弁されているのとは、全く違います。これは総理が答弁されている趣旨です。これは二月の八日に石橋君に答弁されている趣旨と大同小異のものです。この点だけ私は申し上げておきますが、いずれこの問題については、さらに
いま総理からお話がございましたから、この質問はやめておこうと思ったのですが、一つだけお話をしておきます。先ほど外務大臣は、私は事務引き継ぎは何もしてないから知りません、こういうあいそうつけない話をされました。総理もお聞きのとおりであります。しかし二月十六日の衆議院の予算委員会、この場所で、戸叶委員の質問に答えて椎名外務大臣は、「行政上の政策に合致いたしますので、その内容を政府が是認いたしましたので、それだけの効果が出てくるわけでございます。」――そうすると、先ほど、私は内容は知りません、何も引き継ぎをしておりません、何も知りません、だからお答えできません、こう言った。ところが二月十六日の衆議院予算委員会の記録を調べてみると、「その内
朝鮮全体の独立をポツダム宣言で受諾し、降伏文書でさらにそれを調印し、平和条約第二条でそれをわれわれが承認をしている。なぜ朝鮮が南北に分断されたという不幸な状態になったと総理はお考えになられますか。その点ひとつあらためて総理の見解をお尋ねしたい。なぜ朝鮮が南北に分断されているのか、その原因はどこにあるのか、それをひとつ総理の見解をお尋ねしたいと思うのです。
総理、いまのお答えでは、なぜ南北朝鮮が分断されたのかという点については、どうも私は総理の見解というものは明らかでないと思うのです。もう一度お尋ねをしたいのです。このことは総理が、先ほど申し上げました外人記者クラブでの南北朝鮮の平和的統一の問題とからんできますから、そこで私は、総理は南北朝鮮というものはなぜ分断されているというように考えていられるのか、その原因が究明されてこなければ方針が立たないわけでしょう、だからその原因を聞いているわけです。総理ですよ。総理でなければ答えられないです。
何ですか。