お尋ねがございましたのは、問題二つあると思うわけでございまして、一つは、流通の系列化一般の是非と申しますか、利害得失の問題であろうかと思います。一般的に申しまして、流通過程の系列化につきましては、評価すべき面もあるわけでございまして、流通の合理化、近代化、効率化というような面があるわけでございますが、同時にまた系列化が余りにも強く打ち出されますと、そういったものは弊害の方がむしろ看過できなくなるというのが経済の実態ではないかと思うわけでございまして、ちょうど先生がおっしゃいましたように、たとえば供給過剰の状態のもとにおいての系列化は価格の維持行為にプラスになるわけでございますし、それから需給が緊迫をいたしまして供給が不足の状態になり
