独占禁止法の運用につきましては、日ごろから厳正な運用を心がけておるわけでございまして、企業の規模の大小によって差別的な取り扱いをするというような考えは毛頭持っておらないところでございます。 なお、経済の成長パターンが変わってまいりますと、成長の成果をどういうふうに各セクターの中に配分するかということが大変大きな問題になってくるわけでございまして、そういう観点から申しますと、単に競争を奨励するというだけでは事態の進展に即応できないわけでございますから、いま私どもが行政の重点を置いておりますのは弱者の立場の保護、言いかえますと経済的な強者の地位の乱用を抑えるという考え方を、独禁行政の柱の一つとして打ち出しておるわけでございまして、そ
