科学技術会議は科学全般にわたって重大なる問題について総合調整します。それから、電子技術審議会は電子技術に関する問題でっけを取り上げる。むしろ仕事としては、こまかい点をやる。
科学技術会議は科学全般にわたって重大なる問題について総合調整します。それから、電子技術審議会は電子技術に関する問題でっけを取り上げる。むしろ仕事としては、こまかい点をやる。
電子関係においてはそういうような意味になってきます。
むろん、科学技術会議では、そのきまったことについては相当に——それに従わなければならぬということはありません、それは諮問機関でありますから。よいと思えば、採用いたすことになります。
それは私の誤まりで、それは委員長のお話の通りであります。ただ、私は委員の一人になっておりますから、私の諮問機関で、私はそれを尊重してやるということになるわけであります。
それは、先ほども申し上げました通り、科学技術庁長官としては大学の方は全然私はタッチできないのであります。それを調整するには、どうしても科学技術会議を経なけれぱならぬということであります。
それもございますけれども、なお予算の関係もありますけれども、科学技術会議には、それだから、一つ大蔵大臣と企画庁長官もそれに加わっておるわけであります。
それが、先ほど申し上げましたように、原子力委員会の問題でもなかなかやはり予算の問題でうまくいかないのです。それだから、どうしてもこれはやはり大蔵省とよく調整をする必要があると思います。それで、その科学技術会議というものを設けて、そこへ大蔵大臣というものを入れたわけであります。
電子審議会はまだ私の、ずっと下の私だけの諮問機関でありますから、それは大蔵大臣を入れるわけにはいきません。(笑声)
今度はそういうことは減ると思いますが、実は私は原子力委員会で苦い経験を持っておるのです。原子力委員会で幾ら決定しても、なかなか予算関係で大蔵大臣とうまくいかないのです。ずいぶん骨を折ったのです。そのことから、これはどうしても自分も一委員になって、大蔵大臣も文部大臣も入れなくちゃならぬ、こう私は考えたわけであります。
先ほど、大臣が出てこなくて、次官が出てくるだろうと。そんなことは、次官は出てくるわけにはいきません。必ず大臣が出てきます。
代理は認めません。書いてありません。
実は、先ほども申し上げましたが、それで私は、とうしてもこれは電子局を設けなくてはならぬと申すわけですが、まあ科学技術会議ができたのだし、もうこれと言うわけにはなかなかいかなかったので、それでこの審議会でやむを得ずおいたわけでありまして、むろん、従って、予算もはなはだ少くて、思う通りにできませんけれども、幸い役人の方はみな無給でありますし、民間の方にだけ手当を出せばいいということでありますから、はなはだ不本意ながら、置いたわけであります。
あれは深い意味ではなくて、概してああいうときは政党役員を除くというようなことが書いてありますので、これも書いたのでありますが、政党役員というと非常に範囲が広くなるので、あれを除きたいというので、私ももっともと思いまして、あれを削除したのでありまして、政党の幹部まではいけませんが、その他はいいということであります。
それは私の方が間違っておりました。
つまり、局を作りたいといいますのは、結局、先ほど申し上げました通りに、各所にばらばらになっているのです、電子に関するものが。郵政省にあり、あるいは運輸省にもあり、あるいは通産省にもあるということですから、これをなるたけ一つ局において全部指揮してやりたいということであります。ところが、審議会にすると、ただ審議で、その総合調整するだけなんです。局にすれば、そこにまとまる。だから、統制されるというおそれをみな持つわけです。それで、局に反対が起るわけです。ほんとうはそうしなければならないわけです。各省ばらばらということは、ほんとうはよくないと思います。それは、ひとりわれわれのみではない。これは現にアメリカでも、陸海空三者に分けておるのはいけ
局のかわりにまではなりませんけれども、幾らか役に立つということであります。(笑声)
それは、先ほど申し上げましたごとく、各所にまたがっておる、それを総合調整するのについては、局なら権限は大きくなり、仕事がやりやすいのです。審議会では、それが非常に弱いのです。
つまり、一つにこれはなるべくまとめなければならないという考えを持っておる。各所に分離してはいけない。省ならまとまります。それからまた、総合調整するのにも楽です。
国務大臣といっても、私は科学技術庁だけなんて、ほかの仕事は今のところでは各省に分れております。それだからして、それを少なくとも総合調整しなければならぬ。また、一つの所にまとめなければならない。今のような権限ではいけないのであります。
権限がなければできません。科学技術庁長官としては、科学技術に関すること全般に行くわけじゃないのです。総合調整だけなんです。だからして、省を作れば、各行の科学技術に関するごと、みなここに集め得るのです。名称の問題じゃない、実際上の問題であります。