この前参議院選後の予算委員会で、このアジア情勢のことでお話ししたときにも、こういうふうな行き違いになってしまいました。それで佐藤さん、これは私は国民の前で堂々と議論をしなければならない重要な問題であり、かつその時期が来ておると思っておるのです。そういう意味で、この点については早急にやはり総理のお考えもまとめていただかなければならぬだろうと私は思います。その点、要請しておきます。よろしいですか。 そこで、このままいくと時間がずいぶんたってしまいますので申し上げます。そこで——ありますか。
この前参議院選後の予算委員会で、このアジア情勢のことでお話ししたときにも、こういうふうな行き違いになってしまいました。それで佐藤さん、これは私は国民の前で堂々と議論をしなければならない重要な問題であり、かつその時期が来ておると思っておるのです。そういう意味で、この点については早急にやはり総理のお考えもまとめていただかなければならぬだろうと私は思います。その点、要請しておきます。よろしいですか。 そこで、このままいくと時間がずいぶんたってしまいますので申し上げます。そこで——ありますか。
どういう意味かようわからぬのですが、固めるものというのはどういうことですか。もうちょっとそれじゃ、せっかく言われたんですから、どういうことですか、その固めるだけは固めたというのは。
それは総理、これは固めちゃいかぬです、そんな、現状固定に、あなたは一つの中国で、二つの政府だと言っていますね。こんなことを固めちゃいけませんよ。こんな考え方でアジア情勢を分析したり、今後のアジアにおける平和に貢献しようということはとんでもない話です。それは固まったのかもしれませんが、固めちゃいけない問題で、どんどん議論は進めなければならない問題です。 そこで、もっと具体的な問題について聞きましょう。いわゆる逆重要、それから複合二重代表制、二つの決議案をお出しになりました。この複合二重代表制では、いまあなたがおっしゃったように、現実として二つの政府があるということを認めて、そのまま国連の場に移そうとなさっている。私たちはこれを二つ
中国を代表する正統政府は台湾の国民政府であり、ところが、もう一つ中国には中華人民共和国政府というものがある。しかし、正統政府はあくまでも台湾政府だと、こういうお考えですか。もう一度念を押しておきます。
総理、ほんとうに時間がもったいないんです。いらいらしているのです。ですから、私は三つ言いますから、その何番目と言ってください。台湾は正統政府であり、中華人民共和国は正統政府ではない。この一組みです。台湾も中華人民共和国政府も同じく正統政府である。これが二番目です。三番目は、中華人民共和国は正統政府であり、台湾は単なる地方政権だ。地方政権と言うとあなたまたこだわるから、もう一つ別な政権だ、中国の中の一つの政権だ。三つのグループを言いましたね。どれですか。
承認をするということは、向こうにおまかせするということではありませんよ。承認するということは、他国が、第三国が決定すべきことなんです。向こうでかってにやってくださいなんというような承認のしかたなんてないのです。いいですか。国際法上そんなことは当然なことなんです。したがってそういう意味においてどちらもつかずで向こうだけきめてくださればよろしいなんという態度は一つの中国を主張しておる、一つの中国であり、一つの政府を相互に主張している場合からいうと、あえてあなたは内政干渉じゃないと言ったけれども、これこそ二つの政府があるじゃないか、内政干渉じゃないですか、私に言わせれば。 それともう一つは、ソ連が三つの議席を持っていると言いましたね。
どうも国民に対して誤解するように誤解するように説明なさっているような感じがします。追放なんて条項は国連憲章にはありません。除名です。これは国が除名されるのです。政府が除名されるのではありません。中国という国は国連に厳然として残ったままですよ。その中国という国連加盟国の席にだれがすわるかということがいま議論になっているのです。いいですね。あなたのお話を聞くと、いわゆる中国という国が国連から追い出される、いままで協力してきた中国を追い出すのは気の毒じゃないか。国連にいうところの中国というのは中華民国、国民政府であったわけです。ですから、そういうことではないのです。それをはっきりしないものだから、その辺をうまくごまかすものだから、やはり追
最後のところというのは重いというところですね。だからやはりこっちが正統ですよ。うなずいています。 そこで、もう一つ問題があるのは、あなたの経過的措置というやつ、これがまた、あなたはすぐ議論を呼び起こすようなことばを不用意にお使いになるのですが、この経過的措置をもう一度簡単でいいですから、どういうことか言ってください。
私は、台湾の平和的な解放ということから考えても、これはいわゆる国共合作、これはこういうことばが適当かどうかわかりませんが、平和的な話し合いがなければならぬだろうと思います。しかしあなたが、一応二つの政府があるということを厳然と認めておられて、そしてこの二つが話し合いして一つになってくれるときまで待つのが経過的な措置だというのです。これはあなたが発見した経過的措置ではひとつもありませんよ。私に言わせれば、日華平和条約を結ぶときにあなたのお師匠さんである吉田さんは、交換公文でいわゆる地域限定条約にしました。私はいろいろの吉田さんの著作を読んだりその側近の人たちの著作を読んだりしまして、そのときに吉田さんの頭の中には、ごく近い将来に大陸中
何を言おうとしたのかよくわかりません。全然了解はできません。ですから、あなたの経過的措置というのは、あくまでも非常にうしろ向きのことであると言うしかないと思います。ただ私は、今回の国会において、佐藤さんもここまで来たかというので内心うれしく思ったのは、台湾帰属未定論の問題でございまして、この点について小しくお尋ねをいたします。 あなたがおっしゃったように両方とも台湾は中国のものだと主張しているのだから、それが理解できるとおっしゃいましたね。理解できるということは、台湾は中国のもの、中国というのは中華人民共和国という意味じゃないでしょう。おそらくチャイナという意味でしょう。チャイナのものであるということは確認されたということ、これ
けっこうでした。じゃ、帰属未定論はいまや消滅したことになって非常にうれしく思っております。 そこでもう一つ、これはちょっと重大ですので慎重に答えてください。私は、参議院選が終わったあとの予算委員会で、あなたにいろいろと国連問題について質問をいたしました。そのときにあなたは、私が、もはや中国の国連復帰というような問題はもうそれこそ世界の大勢となっている、日本の国内からもそういう声が多い、そういうときに、いわゆる逆重要事項指定方式だとか、また複合二重代表制なんというような形のもので、いわゆる台湾の議席を維持するというようなことに積極的な役割りを果たすのはいけない、これに賛成してはいけません、ましてや共同提案国になるというようなことは
それじゃ、各国を説得して、重要事項指定決議を成立させるために日本は積極的な努力をしていないと、これは、単に日本国内だけではなくて、全世界にも伝わるでしょうから、明確に言ってください。多数派工作は一切いたしておりませんなら、いたしておりませんと。
主張を明確にするのは、愛知さんが国連で演説したことで十分ではありませんか。それを、一つ一つの国に向かって、中立国であるとか、まだ態度のきまってない国だとかに積極的な働きをしている。これをあなたは、厚顔無恥にも、多数派工作ではない、説得工作ではないと言い切れるんですか。
日本が慎重だからといって、その国府追放には反対だからといって、すべての国にそのことを呼びかけるという、そういう国際世論をつくるという、こういう働きはいたしませんと言っているんです。何のために説得しているんですか。多数派工作という言い方が気に入らなければ、私は別に多数派工作にこだわりませんから、どんな言い方をしてもいいですけれども、重要事項指定方式の共同提案国になって、重要事項指定方式を成立させるために積極的な動きをしていることは事実でしょう。
問題じゃないですか。事実やっていることを、国会の中であなたは堂々とそのことを言えないんですか。そういうふうに逃げなければいけないんですか。多数派工作ではないなんというような言い方が通ると思うんですか。あなたが提案した重要事項指定方式提案国になるのはやむを得ないとしても、そういう積極的な動きはいたしませんとあなたは言っているではありませんか。これははっきりしなければ、私はもう質問を続けられませんよ。現実に国連で多数派工作をやりながら、それは多数派工作ではないのですなんて、そんな国民をばかにした言い方をしないでください。 〔発言する者あり〕
私たちが、党首会談でも、また、あらゆる機会を通じてあなた方に申し上げていることは、共同提案国になるなということだけではないのですよ。そういう案を出してはいけないし、よその国が出したとしても賛成しないようにしたほうがいい。ましてや、共同提案国になるということはよくない。そのことを私たちはあなたに希望しているわけです。しかも、その上に、自分の国が態度をきめるというのではなくて、積極的に日本の案を、共同提案したあの二つの決議案を支持してほしいということを——いいですか、支持してほしいとあなたが言わないというなら言わないでもいいですよ。しかし、こういう趣旨で出したのですといって、積極的に賛成してくださいということを説いて回ったら、これは多数
これを多数派工作じゃない——いわゆる今度の国連総会においては、外務省から相当数の人員を増派したり、また、特使みたような形で加瀬さんや福永さんを出したりして、そうしてあなたが、自分の国の、いわゆる日本の二つの決議案の共同提案についての内容というものを説明して回っているのだ。それが多数派工作でないというなら、あなたのいう多数派工作というのはどういうことをいうのですか。
委員長、注意してくださいよ。そういう言い方で実際この政界が通るなんて、そんなばかな話はありません。政治家の常識ではありませんか。 じゃ、これはどういう意味か、答えてください。「わが国の立場で友好諸国の考え方を統一しようという、そういう積極的な意図があるわけじゃありません。」これはどういうことですか。あなたのことばですよ。
そうです。
これは、このままじゃ質問を続けられないよ。そんな、前の答弁から考え方が変わったなんて——約束じゃないですか。そんなばかな話があるか。質問を続けられませんよ。前から考え方が変わったなんというようなことでは私は質問を続けられません。(発言する者あり)