沖繩の軍事基地が死活的な重要な役割りを果たしておるのは、果たし続けていると、将来にわたって拘束されていないという日本政府の考え方であると、このように了解してよろしいですか。
沖繩の軍事基地が死活的な重要な役割りを果たしておるのは、果たし続けていると、将来にわたって拘束されていないという日本政府の考え方であると、このように了解してよろしいですか。
外務大臣、ちょっと気をつけてものを言ってもらわぬと、あなたの話を聞いていると、あなた方が考えていることは日本の国の安全のことを一生懸命考えているが、われわれは一つもそれを考えておらぬというような言い方になる。われわれとても日本の国の安全ということは、また十分以上に考えておる。しかし、そのやり方が違うだけの話なんですからね。これだけをひとつはっきりしておいてもらわぬといかぬ。それと、あなたはいま何を警戒しているのかわからぬが、私はこの問題について現状肯定だけであって、将来を拘束しないという日本政府の考え方に間違いないかと言ったら、何をまたごちゃごちゃ、ごちゃごちゃとわからぬことを言うのか、その点は一つもわからぬ。もっとはっきり言ってく
愛知さん、私は別にはめ手で、わなをしかけてこのことを言うているのと違います。将来のために、総理が対米交渉をなさるのに、コンティニュー・ツーという問題はあってもなくてもいい、あってもなくても日本のあの訳文ができ上がるのだ。それにわざわざコンティニュー・ツーというのをつけたのは、将来を拘束するためだぞというふうな態度でアメリカが出てきたときに、いやそうじゃないのだというふうにはっきり言う考え方があなた方はあるのかどうかということを聞いているのですよ。将来のためにはっきりしておいてもらいたいから……。
まだ総理がお見えにならないようでありますから、また次の問題へ……。
外務大臣ばかりでえらい気の毒なんですが、しようがない。 あなたが、この前の再開国会の冒頭に外交演説をなさいましたね。このときにASPACのことについておっしゃっていらっしゃるわけです。ずっと早口で読んでまいりますと、「また、本年六月、わが国においてASPAC、すなわちアジア太平洋協議会の閣僚会議が開かれますが、ASPACはいかなる国、いかなる国家群との対立をも意図するものではなく、参加国の共通の諸問題についての自由な意見交換と協同事業のための協力を通じてアジア太平洋諸国間の協調を緊密化し、もってこの地域全体の平和と安定に貢献することを目的とする機構であります。」こういうようにおっしゃっている。したがって、これは実に非軍事的な機構
よくわかりました。よくわかりましたが、しかしASPACは元来東北アジアに反共的な軍事組織をつくろうとする韓国や台湾の根強い反共思想を土台にして生まれたものであります。これはもう通説です。そうした両国の考え方は最近ますます強あられてきているように見えるわけであります。このたびの沖繩の本土復帰に関連して、沖繩基地の軍事的価値をそこなわないように沖繩の返還がなされなければならぬ。いわゆる沖繩は核基地つきでなければならぬというような、またそれを希望するような意向が私たちの耳の中へ伝えられてくるのでありますが、それと同時に、またニクソン・アメリカ新大統領がASPACを軍事同盟化しようというのは選挙中に言っている。こういうことを示唆しておるとい
そこであなたはこの二月二十六日の予算委員会の第二分科会で、わが党の小川議員の質問に答えて、沖繩の返還は核つき返還を希望する韓国、国府などの動きについて、沖繩の返還問題は日米間の交渉案件だが、これにからんで近隣の友邦諸国が関心を持つことは当然だ。友好国の日米交渉への期待、心配、関心にこたえつつ交渉を進めていかねばならぬ。また必要に応じ友好諸国に理解を求めねばならないけれども、政府レベルでは四月の第四回東南アジア開発閣僚会議、六月九日から三日間日本で開かれる第四回ASPAC、この場があるからここで十分意見を交換すれば足りると思うので、いまのところ説得のため特使を韓国や国府に派遣する考えはない、こういうふうにおっしゃっていますな。 だ
まことにけっこうなお考えであると思います。しかし、どうしてもこの話が、たとえ個別的であろうと、話の内容というのはきわめて軍事的な話にならざるを得ないということになろうと私は思うのです。その点についての危険を私は十分考えるのですが、その意見交換の善悪は別として、そこであなたはいま個別的に何とか意見を交換し考えを開陳したいというふうにおっしゃいましたが、じゃその話をするときに、韓国の方や国民政府の方と沖繩の基地の問題について話をするのに、あなたはどんな話をするのですか。たとえば、沖繩返還にあたって核基地は撤去の上返還を申し入れる態度であるから了解してもらいたいと、そういう基本的な態度で話をするのか、沖繩の核基地は撤去などは思いもよらぬこ
総理が来ていただいておりますが、もうちょっと愛知さんと話がありますので、ちょっとお待ち願いたいと思います。 そこで外務大臣、何もないところにもしそんな話が出たらそのときに話をしましょうというような話じゃなくて、向こうはもうコメントしておるのですよ。沖繩の軍事的な価値は近隣諸国にとってもきわめて重要な問題であるから、日本政府はよほど考えてもらわぬといけませんぞと向こうは言うておる。それに対してあなたがお答えになるのに、そうすると向こうでも、いまのところ白紙ですと、そない言やはるつもりですか。
塚原先輩からも御注意がございましたので、これはまだ途中ですがあとに残します。 では、先ほど総理がおいで願うまでに御質問をいたしましたが、とてもほかの人では答えられぬ問題でございましたので、総理のおいでをお待ち申し上げておりました。それは何かというと、結局白紙白紙というふうに現在まで繰り返してこられた。きょうも、いささか変化があるだろうかというので、当該の所管大臣である愛知外務大臣にお聞きしましたが、相変わらずの白紙白紙で一つも進んでおりません。 そこで、御記憶に新しいと思いますが、去年の十二月、臨時国会前にあなたは各野党の党首と会談をお持ちになっておる。わが党の竹入委員長とは十二月の六日に会談をお持ちになって、みずからの発意
佐藤総理は佐藤総理なりに熱意を込め真心を込めて御答弁いただいたのだろうと思いますが、私はそれはそれとしてよくわかる。よくわかるが、しかしあの野党党首との会談において、総理はみずからの発意において今度はもうそうそう白紙ばかりは繰り返しておられぬだろう、そろそろほぼ明らかにしなければ国民も不安がるだろうという意味においておっしゃったのだろうと思うのです。したがって、これはいわゆるきわめて何というか、不安定な状態で、抑圧された状態で、強要されてそう言わされたというのじゃないですからね。それはやっぱり約束は約束としての守り方をしなければならぬだろうと私は思うのです。したがって、私は全般を明らかにできなければ全般を明らかにできないで、そのでき
これはきわめて重要な御発言であると私は思うのです。確かにかくかくしかじかの結論で対米交渉に臨むのであるというふうな結論的なものはおっしゃっていらっしゃいません。いわゆる終着点はおっしゃっておりませんが、あなたがそうおっしゃるように、白紙とは言っておるけれども、その白紙の中のニュアンスというものについてはやや明らかになってきたではないかということになると、終着点はどんなものであるかということははっきりはいたしておりませんが、少なくとも方向というものについては明らかになったと私はとらざるを得ないと思う。そのように了解してよろしゅうございますか。
そうすると、その方向は明らかに、本土並みないしは沖繩における軍事基地の撤去ということは、だれが考えても考えられないことであります。きわめて危険な方向、私たちが危険な方向とあえて申し上げますが危険な方向、いわゆる核つきないしは有事自由使用という方向に進みつつあるととらざるを得ないのでありますが、この点どうでしょうか。
こうなってくると勢いやめようと思っても話が進んでまいりますので、これははっきりしていただきたいのです。よろしいですか。こういうことがあるのです。沖繩が返還されたときに日米安全保障条約は沖繩に適用されるかという質問がございました。これに対して総理がお答えになったのは、その前提に特別な取りきめがなければという前提が入っている。したがって、特別な取りきめがなければというこの特別な取りきめは何かといえば、白紙だとおっしゃった。そうすると、特別な取りきめというものは、これは日米安保条約にかわるべきもの、ないしは日米安保条約を補強すべきものであると解釈せざるを得ない。これは方向づけです。沖繩の核基地の軍事的価値ということについても、これは再三再
そんなにすぐおこらんといてほしいのです。もう話してしまうから。おこると話にならぬようになるのですね。あなたは方向とおっしゃったから、私たちとしてはその方向は示されたものと考えざるを得ないじゃないですか。そうすると、そういう意味での方向、そういう意味での一歩前進も何もないとおっしゃるのですか。一歩前進も何もないというのならば野党党首との約束はどうなったか、こういうことにならざるを得ないのですね。
それじゃ、私が申し上げても、そういうぼかされた返事しか返ってこないから、あなたがおっしゃった方向づけというのは、何を方向づけと先ほどの答弁でおっしゃったのですか。何なのですか、その方向づけというのは。
総理、私は単なる一年生議員だからばかにしてそうおっしゃるのかもわかりませんが、私が聞いておるのは、国民の考え方を代表してあなたに質問しているのですから、そういういいかげんな答弁をしないでください。早期返還ということは、一九六七年の共同コミュニケにも、あなたが何んべも繰り返して両三年のうちに返還のめどをつけるとおっしゃっているじゃないですか、それを野党党首のときに筆をおろすとおっしゃったのですか、それでは。そういういいかげんなことはおっしゃらないでくださいよ。何を言っているのですか、あなたは。
これは児戯に類するということばがありますが、そうですよ。私はあなたとままごとしているのじゃないのだから、はっきりしてもらいたいと思う。あなたは早期返還をしようということをジョンソン大統領とお取りきめになっていらっしゃったのでしょう。違うのですか。両三年をめどとして返還の時期を早期にきめようということを。あなたはそのあと努力してきたということは、これは方向ではありませんよ。あなたはジョンソン大統領と共同コミュニケのときに、その方向はできたのです。その約束したことをあなたは国民を前にして、総理大臣としてそれを努力なさってきたのであって、これは方向づけではありません。方向づけは、共同コミュニケにおいてつくられたと見ていいです。そのあと新し
それから最後に一問。もうお帰りになるでしょうから。そこで、この問題は横へ置いておきましょう。しようがない。これは話が進まぬから……。 そこであなたは、訪米する前に煮詰めて持っていきたいというふうにおっしゃった。そうして、先ほどあなたはいらっしゃいませんでしたけれども、愛知外務大臣は、国民世論の動向というものを最重視するということをおっしゃった。したがいまして、あなたが今秋アメリカへ行かれるまでに、国民世論の動向をはっきりと見きわめた上で結論をお出しになる、そうしてその結論を持って、結論というか、少なくとも日本政府としての態度を持ってアメリカへ行かれる、そうしてニクソンさんとお会いになる、このように了解してよろしいですか。
それじゃこの閉会後、訪米前に国民の世論を聞く、少なくとも国民の代表であるところの国会の意見を聞くということで臨時国会を召集するというお考えはございませんか。