来年三月に予定されておりますWTO農業交渉のモダリティー確立に向けまして、ゴールデンウイークを利用してヨーロッパに行ってまいりました。 ムーアWTO事務局長及びハービンソンWTO農業委員会特別会合議長と会談いたしまして、日本提案についていろいろ説明もし、理解を求めた次第でございます。 ムーアWTO事務局長の印象は、やはり全体のバランスということを強調しておりました。しかし、私ども今回EUに参りまして感じたことの印象を一、二お話しいたしますと、新たにEUに旧東欧諸国が参加するというような動向を踏まえまして、従来のような直接補償といいますか、という考え方よりも、農村振興とか環境とか食料の安全というようなことについて非常に傾斜的に
