自然保護が第一義であり、国の骨格であることについては議論の余地はないのでありますが、さりとてその地域の特殊性をにらんで開発がゼロではないという趣旨のことを先般申し上げました。それは、私は元来過疎地帯の生まれで、道路に対してあるいはその他の問題について身にしみついた一つの体臭を持っております。その過疎地帯に行って、この道路というものの過疎地帯の人々の執念、これをよく身に感じて、いわゆる自然保護というものをおろそかにしてはならないという前提に立って、ゼロ回答ではない、可能なものは考えてやりたいという意味のことがそこで取り上げられたということです。
