私も現地を見まして、工事が非常に荒い点、いろいろな点、亜高山地帯の状況等を見まして、いろいろと特に考えさせられた点があります。したがいまして、これから日本の大切な自然を守るという骨格を大前提にして、その骨格、自然をこわさない範囲にものを検討しなければならぬ、それは大前提であるという基本をひとつしっかりしなきゃならぬ。それからその他の諸要件で工事をやる場合、工事の施工法についてもっともっと愛情が厚いといいますか、近代的な科学の利用といいますか、施工法を考えてもらいたい、そうしたよほどいろいろ曲がりかどへきておる、注意しなければならぬ点があると、こういう点を考えております。
