それに関連して、李ラインの問題に移りますが、李ラインの問題につきましても、韓国側の主張の中には、すでに朝鮮総督府時代、これは国内法ですけれども、総督府令をもってそういうようなことをやったじゃないか、こう言っている。ところが、いまの問題は彼らの中にも理論的に整理がつかない点がある。すなわち、李ラインが戦後主権をもってやられたために、国防ライン、平和ラインという形でこれを存続しようという意向がある。したがって、いま漁業交渉が行なわれておりますが、彼らの中には、なお平和ラインという形、国防ラインという形で、一方的に主権がそこの範囲まであるかのような形で解決され得るのではないか、こういう期待があるわけであります。しかし、もし日本側が何らかの
