局長さんの御説明を聞いておると、何か自由競争というものは日本の酒業界にいささかでも行なわれ得るかのような錯覚を与えられるのですが、一体同じ値段ならいい酒を、同じ酒なら値段の安いといいましても、こうやって業界を組織させれば、業界はやはり協定価格を作り、そうして協定価格によってお互いを縛り合うということが行なわれる。いわんや大もとである造石数の割当というようなことの制度が変わらない限り、そう局長さんの言われるような、望ましいかどうかわかりませんが、経済倫理なんというものが行なわれるのかどうかということになると、今の酒の業界でやられておる今のやり方ですね、これらについて何か新しい考え方でこの法案を実施することについて考えておられなければ、
