最初に大臣にお尋ねいたしたいのであります。それは海外移住の考え方と申しますか、あるいは今後のあり方についてお尋ねをいたしたいのですが、移住というものが日本で行なわれましてからごく最近までの考え方は、何といっても日本は人口が多過ぎる、余った人口のどこか有効な使い道はないかというような考えがあったと思うのです。たとえば農村の次男とか三男とかいう人たちが職がない、その失業救済というような意味で、いやなことばですが、よく棄民ということばを使われておったと思うのです。ところが最近の日本の情勢を見ますと、いまはもうそういうことは当てはまらなくなってきたように思われます。人間が人手不足で、農村の二、三男をさがそうとしても、いまは農村はからっぽにな
