今御発表になりました契約書の内容につきましては、私は摠見寺側でもなければ、近江鉄道側でもありませんが、この契約書に基きまして鉄道会社がどういうことをするであろうかということを考えまする場合に、摠見寺あるいはあそこの町の人々の期待を裏切って、どういうことでもでき得るのではないかというようにも私は解釈するのであります。従ってこの契約書そのものを摠見寺がこのままに受けたというならば――受けたものに相違ないと思うのですが、そうなったら一体摠見寺はどうされるのかわからないのではないか、善意に考えましてもそういう解釈は出るのであろうというふうに考えます。文化財保護委員会といたしましては、今お読みになりましたように、文化財保護委員会の特別史跡と決
