いつでもお出しします。原本だけにしてもらいたい、原本をお目にかけます。
いつでもお出しします。原本だけにしてもらいたい、原本をお目にかけます。
お答えを申し上げます。実はだいぶん痛いところをつかれたのでございます。戦後補助金その他の乱費ということが目立ちます。そこで参議院から出ました法律案、法務省でしっかりやれということになっておりますので、前任者が大蔵省へ、その方面の検察陣に対して必要と認める検事増員の予算を要求しておったのであります。ところが青柳さん、非常に私はこの件について困った。と申しますのは、この際主任官を置いて犯罪検挙をひんぱんにするということが果して目的を達するかどうか、あの法律を作って下すったことによって、深くすべての役人を反省せしめて、そうして現在の法務省が持つところの検察行政の程度において効果を上げるということの方が適切じゃないか。なぜかといいますと、あ
全く青柳委員のおっしゃる通りであります。もうほとんど目にあまるものがあります。これをこのままほうっておいてはいかぬ。ところが昨年こちらで作られた法律は思いのほか威信を発揮しつつありますので、私どもの方で緊張してこのまま続けていけばりっぱな効果が得られると思います。この上ともさらに努力をいたします。
全く申しわけございません。法務省自身がこんな明瞭な犯罪人を出して、しかもこれが二年、三年にわたって知らなかったというようなことであっては全国に対し威信が示されません。今後深くこの点は戒めたいと思います。
これは全く定員不足……法務省の行政を今のようなものにしておいてはならない。ところが法務省の予算は定員の増加と営繕費のほかにはなかったのです、今まで……。ほんとうの行政の機構化というものが明瞭でなかった。それで大蔵省は定員の増加というものは押えるにきめておる。営繕というものはなるべく押えるにきめておる。そのために法務行政というものが拡大強化されなかった。もう文明国においては法務行政というものは人を縛るのじゃない、文化行政をやってどこまでも国民の品位と地位とを上げていく、全体的に犯罪並びに犯罪類似の行為がないようにしていかなければならん。ところがそれが怠っておりました。そこで今度は政務次官並びに経理局長非常な努力をいたしまして、大蔵当局
もう一時その弊にたえなかったのであります。だからこれは内部の組織が大へん大切だと同時に、それに今、一人の検事が三千件も事件を持っていちゃこれは弊害がますます出るのです。だから私はむやみに犯罪検挙をしちゃいけない、がっちりしたものを握る。そうして裁判所へもむやみに無罪になるような事件を送ってはならないというので、根本的な改革をやるということを志しておりますが、そのために部内から反感が起きるかもしれないけれども、私はそれをあえてやろうといたしておりますから、どうかその方面へ御支援をいただきたい。今後とにかく紛糾するような事態にならないようにと思っておりますから、御援助をお願いいたします。
どうもそういうことをもうしばしば聞くのでございます。それで私はこの法務行政をおあずかりしてから、そういう事案に対してみて個別的に具体的に調べておるのでございますが、何といいましょうか、瓦礫混淆でありまして、どうも地方のいろいろの政治に関係ある連中が政治上の何か特殊の希望を検察庁、警察及び裁判所を利用して達しようとするような傾向が戦後特に多いようでありますから、軽率に事案を判断しませんで、じっくり落ちついて成果を見たいと思っておりますが、せっかく志しております。もう四、五カ月もすればある程度の私は成果は得られる、そしてあなた方に対しても御答弁することのできる確信が得られるんじゃないかと、かように思っております。
ただいま私が申したことは、予算が足らない、定員が不足しているということによってこの問題を逃れることはできません。それに藉口してはならない。どこも足らないのでありますから、この程度で十分やっていかなければなりません。これは何といいましても、戦後における各方面の官紀の弛緩、非常にゆるんでいる——この事件なんかそれでありますが、必ず定員が乏しくともこれはやっていかなくちゃならん。 次の大村収容所のことについては、実に困りました。これはもう実に今のような状態になぜ置かなければならぬかということを私は非常に憂慮しております。あんなにたくさんあんなところへ入れて、そうして日本の政府があの人たちを無理に養っていなければならぬというようなことは
そこなんです。今ひどい険悪な事態だとおっしゃったでしょう、あれなんです。あなたが失言じゃないかとおっしゃったでしょう。あれを知らせたい、アメリカに、世界に、世界は少し眠っています。日本にこんな危険な状態が国際的にあるということを、一つ失言でなく、あれを新聞を通じて知らせて下さい。そうすると、ははあと感ずる。日本の状態は決して小さな問題じゃない。だから時によると法務大臣が失言と思われるようなことを言ったが、彼は失言だと言わなかった、取り消しもしなかった、あの状態を国際的に何と見るかといって彼は嘆いていたと、それは外務省の弱腰じゃないのでございます。実際国際連合というのは何をやっているのか、人道の点からこんな問題が危険化して大きな問題に
おそれ入りました。できるだけのことはいたします。
どうもいけませんな。あんなことをやっちゃ。監督者の方はびしびしやらなければいけません。日本の過去における悪い例でありますので、上の方にもっと責任が重くなくちゃいけません。
政府委員より詳細にお答えをいたさせます。
お答えいたします。ただいまお諮りをしておりまするのは、委員会だけの予算でございます。これは御承知の通りに、それほど経費のかかるものではないと存じます。委員会において御決定を願う案を法律案にまとめまして、国会に提出いたしまして、そこで今年度内に行うことのできるものは直ちに着手いたしたい、そうして特別に特殊な予算を要する施設に関しましては、明年度の予算に計上することにいたしたいと存じまするが、私どもの考えておりますところでは、必要なるものは年度内において行政措置において十分に取り行うことができる。かように考えておる次第でございます。
言葉が悪うございました、あやまります、訂正いたします。明後年の予算です。この点、打ち明けて皆さんに御相談いたします。従来私は売春法案に関する考え方がどうも私は偏狭であったように思うのです。売春婦を処罰するということを中心に進めて行くということがどうも私は即しない、私は売春をやる婦女子というのは気の毒な境遇にあるのですから、この人たちにはほんとうにあわれみをかけるという方面で行かなければならない。で、根本は私は風紀が頽廃いたしておりますから、これを直すということと、性道徳が全く乱れておりますから、これを正すということと、この両面が大切だと思います。それには刑罰は最小限度のものでありまして、できるだけ私は社会運動をいたしたい。なぜ今まで
あまり述べますまい。簡単にしておきましょう。御理解を得るのに便利にと思って私がよけいなことを言いますが、簡単な方がいいなら私もその方がけっこうです。
おそれ入ります。
お言葉に従って、それではすわったまま答弁することにお許しを請います。 私は、まず大切なことはわい本の取締り及び映画の取締りというような風俗の方面を主体に扱かって行きたいと思いますことが一つでございます。一つは、戦後次官会議におきまして決定して、赤線、青線ができるようなことを認めたこと、これが今日に至らしめたのだけれども、あれによって、私はもしかあれをやらなかったならば、良家の子女が大きな凌辱を受けたのだろうと思うのです。だから大へんな誤まりであったにかかわりませず、社会的には大きい効果もあげておる。もうここで引き締める時期が来たと思うのです。だからこれを引き締める方面にはとうしたらいいかということを社会運動でやって行きたい。だか
ただいまは事務的方面から、その一環を御答弁になったのであります。私は全然違った方面から、新しい構想で進みたいと思っておるわけで、御承知の通り近頃日本のむすめさんたち、若い奥さんたちの洋装というものは、あれは大体あれですね、ストリート・ウオーカーの悪い風習ですね。口紅をむやみにつけたり、ハイヒールをはいたり、あるいはおかしなスカートをはいたり、ああいうものをいいことだと思っていたのです、アメリカからの輸入で……。これは社会運動でなければ矯正はできません。それから女学校の生徒が特殊な方面へ進んで行くということも、非常にいましめなければならぬ点があります。そうしてそれがすぐ男の誘惑とくっついている。これが敗戦の実態でございます。であります
うん、そうですね。いけません。
すべて同感であります。ただし、すぐ家出したり、すぐ売春婦になりたがるという風が戦後できている。それがいけない。ちょっと生活に苦しむと、すぐに春を売りに出るという気風を直さなければならぬ。それは私が引き受ける。それと同時に、片方においては厚生省の施設、警察の方の手配、そういうこともやる。ところが今それをやらないで牢に入れようと言ったらだめだ。あなたの説に同感なんです。だからそこで行きましょう。