あなたの先輩の福田内閣の福田赳夫さん、そのまた先輩の三木さん、これが国会で私のこういう問いに対して答えたことが結局うそを言ったということになるのですか。どうですか。
あなたの先輩の福田内閣の福田赳夫さん、そのまた先輩の三木さん、これが国会で私のこういう問いに対して答えたことが結局うそを言ったということになるのですか。どうですか。
あのね、総理、防衛計画を審議する防衛会議か国防会議、国防会議があなた議長でしょう。それで、国防会議は、一つの諮問機関、まあいろいろ相談する機関だと思いますが、それを受けて内閣がやることらしいんですが、こういう計画も全体を含めて国防会議に諮ってみるというふうな、こういう考え方はどうですか。
そうすると、閣議ということになるわけですか。ぼくは、国防会議というのは、いまのように専守防衛の武器を買ったりそういうことをすることだけじゃないと思うんです。本当は、国防会議というのは、こういう広い範囲の日本の安全保障、国民生活、これを考えてやるのが国防会議だと私は思っておるんです。以前はそういうような方向に来ておったらしいですよ、さっき聞いたら。最近は、もうとにかく四次防だとかそんなことばっかり言い出した。それだけに、もう一回、国防会議の最初考えたあの時点に立ってこういった問題についてやってみるという考えはないですか。
総理、執拗に聞きますけどね、それならどこであなたがだれと相談してやるのか。あなた一人でやるんですか、この問題は。そうじゃないでしょう。閣議でしょう。
政党内閣ですから、総理、これはあなたのいままでのこういう考え方、開放経済の中で云々という、その中でこういう海洋有事の際にはどうするかというようなことを党の中に機関をつくってやるというのも一つの方法だと私は思うんですよ。どうですか、それは。
次に、これはもう最後になると思いますが、中国問題を聞きます。 中国の経済というものを私は前のここの委員会で慎重にやらなかったらえらいことになりますよという一つの警告を発したのですが、まず中国経済を見る場合には、何としてもその人口構成、これは農民が八〇%、それだけに農業というものが振興しない間は中国経済は本当の底力のあるものにならないと思いますが、この中国大陸の農業問題について農林大臣はどう考えますか。
その食糧問題でいまどういう状態ですか。——だれに聞いたらいいですか、これは。やっぱり外務大臣ですかな。農林大臣、あなた専門じゃないの。
資料がないことはないですよ。人民日報にちゃんと書いておるじゃないか。人民日報に書いたものをあなたのところで分析して、それを答弁してください。
これはあなたに資料をやったんだから、資料を読めばわかるんだ。中国の発表にみる農業の現状はきわめて深刻である、農民に生産意欲は欠如している、農民に対する不合理な負担が重過ぎる、幹部の農民に対する悪徳はひど過ぎる、農村支援の工業品による収奪は大きい、生産隊の所有権と自主権は何ら保証されていない、農業生産発展に関する経済政策の転換とか、こういろいろ全部人民日報に書いておる。それだけにこういうことに対して、もう一回聞きますが、本当に農業の十カ年計画の遂行というのは私は達成は困難であると思いますが、どうですか。
工業建設計画指標についていろいろな計画が盛られております。石炭生産量とか、石油生産量だとか、発電量だとか、セメント生産量だとか、こういうものについて、通産大臣、どう考えますか。
それはわかっておるんですよ。宮本さん、それはわかっておるんで、これが達成できるかどうかということにウエートを置いているんです、質問は。
私は、この問題点ですけど、総理、問題点をしぼりますと、こんなことになると思うんですよ。基本建設投資額は過大過ぎるということです。もうここで議論しません。それから二番目には、中国の保有する外貨は少な過ぎるということです、この計画に比べて。次は、中国の対外貿易による外貨収入の増大は見込めないということです。それから華僑送金による外貨の収入は年々減少を伝えられている。これは皆人民日報から取ったやつです。それからさっき局長が言いました技術水準の立ちおくれと技術者の圧倒的不足です。それから農業建設計画についてはさっき答えたとおりです。そしてもう一つ残念なことには、自国の威信のために全く経済計画を無視すると思われるような戦争をしかけるという、こ
パール博士が東京裁判でこう言っておるんです。これが大事なんです。日華戦争が戦われている最中にアメリカは中国に武器その他の援助を行ったのではないか。交戦国の一方に対し援助するということは、他の一方の国に挑戦したと同じ意味を持つものである。すなわち参戦状態にあったもので、アメリカはこのときから日本との戦争を覚悟していたと、これは非常に大事なことです。これは東京裁判で述べたことです。だから、私は、中国大陸に傾斜していくときには、やっぱりそれを敵と思っておるソ連の経済、それに対する日本の支援、力添え、そういう平衡感覚を持つべきだというのがもう従来からの主張です。外務大臣、最後にどう思いますか。
終わります。(拍手)
総理、ソ連、中華人民共和国、ベトナム、キューバ、カンボジア、共産主義国がたくさんありますね。そういうところで党首が決めたことに対して、あなたは間違っておるということを公開の席上で言ったらどうなりますか、そういう国で。こういう共産主義国家で党首が、党首ってあなたのことですよ、もし共産主義国家の党首ならば、私のように、あなたのやったことは、党首、間違っていますよと、こういう全国民注視のところで言った場合に、私は恐らくちょんでしょうな、これは。どうですか。
私はなぜこういうことを先に聞くかといったらね、ここが大事なんです。日本国は共産主義国家とわけが違うぞということを言いたい、これなんですよ。われわれは議会制民主主義をとっておるんです。議会制民主主義の国で先輩国であるイギリスが教えておるのは、政党の中でも自由主義体制をとる政党は議員党員の個人の活動を色あせさせてはならぬというのが、これが議会政治の根本です。その意味において、わが自由民主党がとっておる政党政治はこの議会政治の根本義を踏み外していない。これは私があなたに対してこれから質問するんじゃない、むしろあなたの過ちをただすわけです。そういう自由がある。これどうですか。
私が歴史が好きなことは総理も御存じです。チャーチル、ルーズベルト、世界のいろんな指導者がおります。毛沢東さんもそうです。そういう人たちはほとんど歴史書を大事にしている。歴史の中にこそ政治家の教訓がある。未来は私は過去の中にある。現在も過去の中から学び取らねばならぬことがたくさんある。それだけに日本が誤った歴史をいま振り返ってみたんです。そうしたらこういうことがある。 これは国会図書館のマイクロフィルムからとってきた当時の新聞、そうしてその当時の衆議院、貴族院の国会会議録、ちょうどこれをいまここに置きかえたら、ああなるほどなとわかるんです。「外交転換ここに完成」、これは昭和十五年の九月二十八日で「日独伊三国同盟成る」というんです。
外務大臣ね、きのう、上田さんの質問に対して、米中正常化を否定する材料はない、こう言ったですね。そのことは、裏返しに読めば、肯定する材料もないということで理解していいですか。
外務大臣、私はあなたと長い間御交際を願っていろんなことを教えていただきました一人です。いまこうして日中平和友好条約が批准されようとしておる直前に、日中平和友好条約はいかぬという立場で物申すということはまことに残念でございますが、いろいろ考えてみましたら、政治家がそれぞれの立場で国益を踏まえて論議をする、そのことは非情なものであるという考えを持っております。個人的には非常に好きな方である、そしてあなたのいろんなやり方について大いに学ぶところもございます。しかし、そういう個人的な感情を飛び越えて国益の論議をしなきゃならぬということは何かこう胸に詰まるような思いがありまして、それを踏まえながら、実は、これからいろいろとお伺いするわけであり
この問題、もう一点聞きますが、ソ連の立場にもしわれわれがなったとした場合、おまえは強盗じゃないか、だから返せというふうなことで言われて、もし返したとしたら、自分が強盗であるということを認めることになりますね、それはどうですか。