国連婦人の十年というのは八五年までで、そして来年は中間の世界婦人会議が開かれるわけです。日本は先進国、工業国として、ある意味では先頭にいかなければいけないのに、男女差別問題、雇用における差別の問題は非常にたくさんあるということを、労働省みずから先般の労働基準法研究会の報告書の中でも認めているわけなんですね。それで、五十五歳、六十歳というのは、数としてはそのころまで働いている女性が少なかったりして、数は少ないかもしれない。しかし、今回の判決文にありますように、少なければ少ないだけ、それだけよほど合理的な理由がなければ非常に重要な問題とみなさなければいけない、合理的な差別であるという理由が見つからなければならないはずだと。ところが、女性
