理論的根拠というのはなかなかむずかしい問題でございます。 御承知のように国債も一つの資金吸収手段でございます。預金あるいは金融債というようなものも民間の資金の吸収手段でございます。国が資金吸収手段といたしまして新たなものを設けるということになりますと、これら民間の資金吸収手段と競合することになります。そういう意味におきましては、二年債というものは民間金融機関の二年定期と競合する問題でございますし、五年割引国債と申しますのは、割引という方法で形は変わっておりますけれども、五年の民間の利付金融債、これは興長銀等の主たる資金調達手段でございますが、これと競合する形のものでございます。四年債と申しますのも、むしろ五年の利付金融債に近いと
