私は出国税は悪い方策ではないというふうに考えておったのです。ところが評判はあまりよくありませんでした。外国も悪いし、また日本の新聞、雑誌その他もよくない、こういうことであります。私はあまりそういうものは気にしません。また気にしませんばかりではなく、大蔵大臣という職制から、私がどんな批判を受けても、国家のまた国民の財政及び国際収支のためにプラスになるならばあえてやろう、あえて火中のクリを拾おう、こういうつもりで十万円取ろう、こういうことで出したわけであります。これに対して、IMFからも参りまして、国内税としてお取りになるのでありますから、財源確保のためにお取りになるというならば、IMFは何ら申し上げることはない、しかし日本というものは
