次に、先輩医学博士諸君のことばをもう少し追加いたします。 第七点、昭和二十八年、杏雲堂院長佐々木隆興博士は、日本内科学会でいわく、「東洋医学と西洋医学の長短を取捨し、よりよい治療をしなければならない。」と言っております。 第八点、名古屋大学総長であった勝沼精蔵博士はかつて言った。「私の先輩三浦謹之助博士は、杏仁という漢方薬をぜんそくに用いて全快させたことがある。また、甘草を胃かいように用いて卓効をあげた。ドイツでも甘草を使って効果をあげている。」と言っております。 第九点、昭和三十五年、東大物療内科の大島良雄博士は、「漢方では証を見て治療ができる。西洋医学の盲点が漢方医学の得意とするところである。」と、テレビで放送してお
